IoTリアルタイム実在庫データ管理 スマートマットクラウド IoTを活用したリアルタイム実在庫データでモノの数と流れを見える化
近年、日本の製造業では、複雑化したサプライチェーンや突発的な需要増加を考慮した在庫管理など、"モノの管理方法"が課題となっています。その要因として、手作業による非効率な在庫管理、在庫状況の把握の遅れ、過剰在庫や欠品リスク、生産ラインのボトルネックを特定する難しさなどが挙げられます。
スマートマットクラウドは、重さで数をカウントする、IoTの新しい在庫管理サービスです。IoTを活用して24時間365日休むことなく監視・記録が可能なブラウザで、どこでも在庫を管理することができます。スマートマットクラウドを使えば、商品に限らず、部品や完成品、副資材や仕掛品、粉モノや液体の原材料まで、マットの上に置くだけで日々の在庫確認や棚卸が可能になります。発注と連携・自動化すれば、リアルタイムの在庫データを活用して企業のモノの流れを最適化できます。スマートマットクラウドの導入により、作業量の軽減、正確な在庫把握、適正在庫の維持や生産ラインの効率化を実現し、製造業のDXを強力に支援します。
特長
IoT×クラウドによる現場のリアルタイム在庫把握、システム連携、自動発注を行う新しい在庫管理
在庫量を自動で送信
- IoT重量計スマートマットが自動で在庫の重さをリアルタイム計測
- 在庫数や入出庫を記録
- ダッシュボードで在庫数を一元的に確認
- 最適な発注タイミングをアラート
発注先や購買工程と自動連携
在庫データ連携
モノの流れの可視化
ベンダー
システム業務と連携
業務・工程を改善
スマートマットクラウドに置くだけ。既存の業務と負担なく連携し、バーコードやRFIDとも組み合わせて利用可能
箱ごと在庫を​管理できる
中身のみえない​液体・​気体も​管理可能
複数のマットを​使って​数百kgの​重量物も
さまざまなモノの在庫状況を容易にデータ化
機能
在庫管理
マットが計測した重量データと設定された商品重量から、残量を自動カウント
- 検索・表示設定:在庫一覧から表示項目や検索状態を保存し、絞り込み方法のカスタマイズ表示やグラフ表示が可能
- 残量・閾値設定:商品の管理方法にあわせた重量設定で、残量が閾値を下回ったタイミングを通知する減少モードと閾値を上回ったタイミングを通知する増加モード選択可能
- 在庫金額・単価設定:マスタの在庫単価と発注単価を基に在庫金額・発注金額を自動計算
発注
自動計測した現在の在庫数を起点に様々な条件で自動発注の設定が可能
- 定量/定期発注(自動発注):在庫が閾値を下回ったときの決まった量、定期的に在庫が減った時の分を自動発注
- 提携EC発注連携:外部システム(infomart・medicode・オータスカリPro・Ciモール・Feedデンタル・ENIFwin Nex-Sus・アスクル)と連携
アラート
在庫管理・発注・棚卸業務をサポートするアラートを自動送信
- 異常検知アラート:在庫が通常より過剰に消費された場合、長期間消費されていない場合に、アラートをメールで通知
- 補充アラート:閾値を設定し、残量が少なくなったら通知
- 回収アラート:閾値を設定し、残量が一定量まで増えたら通知
入出庫管理
自動計測した現在の在庫数を起点に様々な条件で自動発注の設定が可能
- 入荷管理:スマートマットクラウドで発注した商品の入荷管理。入荷予定日や入荷ステータスを表示
- 出庫(消費)レポート:出庫した在庫の履歴を日時で確認したり出荷合計数を合算しレポート
- 入出庫履歴:自動計測、記録された在庫がどれだけ入庫・出庫したのかを確認可能
外部連携
CSVファイル・API連携・Webhookを利用し各種外部システムに連携可能
- CSVダウンロード:在庫データ・発注データをCSV形式でダウンロード可能
- API連携:APIを利用して計測データ等を他システムへ連携可能
- webhook:Webhookを利用し、既存システムへリアルタイムに発注情報を通知
導入メリット
01
在庫差異を最小化
理論在庫と実在庫を比較し、在庫差異を最小化
02
隠れた在庫の可視化
ラックなどの中が見えない場所の在庫も遠隔から一元管理
03
在庫圧縮(不動在庫の特定)
在庫ごとに出庫されていない期間を特定して、金額ベースで見える化。動いていない在庫は圧縮
導入効果
在庫管理​発注作業時間
80%削減
入出庫伝票​作成等の工数
67%削減
自動発注による​在庫圧縮
20%向上
余剰在庫の​最適化
50%向上
スマートマット仕様
- 乾電池、ACアダプターで稼働
- Wifiで通信(一部SIM版もあり)
- 冷蔵庫・冷凍庫(制約あり)でも動作可能
株式会社エスマットについて
エスマット社は、「モノの流れを超スマートに」をビジョンに掲げ、IoTを活用したリアルタイム実在庫データを武器に、あらゆるレベルでモノの流れのDX(Digital Transformation)を目指す「スマートマットクラウド」を開発・提供しています。「スマートマットクラウド」は、リアルタイム実在庫データを起点とした在庫・工程管理DXを実現するサービスとして、正確な在庫管理や最適化、欠品防止に留まらず、生産性向上や業務改善などの価値を提供しています。