パームトップサイズのマルチコア対応高機能JTAGエミュレータ PALMiCE3 Cortex-A/R/M、SH、RX などさまざまなCPUに対応

PALMiCE3 は、USB2.0 接続による高機能、快適なデバッグオペレーションに加え、手のひらサイズのコンパクト化、AC アダプタレス化を実現した ICE デバッガです。

オフィスでの省スペース化はもちろん、抜群の機動性によりオフィス外でのデバッグ作業に最適です。あらゆるシーンのデバッグ作業、テスト作業が快適になるよう支援します。

デバッガソフトウェア CSIDE 画面

主な特長

  • 高機能デバッガソフトウェア CSIDE 付属。従来のシングルコアに加え、先進のマルチコアデバッグ機能を搭載
  • マルチコアデバッグでは、SMP デバッグモード、AMP デバッグモードを任意に使用可能
  • ARM では従来の JTAG インタフェースに加え SWD/SWV サポート、ARM CoreSight 技術をサポート
  • マルチコア間の同期デバッグ機能(同期ブレーク、同期実行)をサポート
  • SH-2A/4A コア CPU でサポートした独自機能のトレースバック機能
  • ARM LPAE(40ビット物理アドレス空間拡張をサポート
  • 障害発生時のホットプラグ接続機能をサポート
  • 高度なデバッグ、テスト支援機能を搭載
    • リアルタイムトレース機能
    • 実行時間測定機能
    • 関数遷移表示機能
    • カバレッジ(C0/C1/C2)測定機能
    • シミュレーテッド I/O
    • アンドゥ・トレース機能
    • プログラムの暴走を検知するベクタキャッチ・ブレーク機能
    • 変数、I/O データの変化を可視化するデータウォッチャ機能
    • 意図しないデータアクセスを検出するデータアクセスブレーク、トレース機能
    • 低電圧対応と電圧計測機能
    • 専用の MMU アドレス変換テーブル表示ウィンドウ
    • 標準入出力をエミュレーションするセミホスティング機能
    • C 言語ライクなマクロ言語によるデバッグ作業の自動化
  • パラレル・シリアルフラッシュメモリ書込み/読み出し機能を搭載
  • OS アウェアネス(TOPPERS-ProLinux)サポート
  • 充実の各社 SoC チップ、既製品ボードサポート

CPU によって対応する機能が異なりますので、詳細な対応はメーカーの HP でご確認ください。

PALMiCE3 接続イメージ

対応CPUコア

 ARM7  H8S
 ARM9  RX
 ARM11  SH
 Cortex-M  
 Cortex-R
 Cortex-A

対応OSアウェアネス (オプション)

  • TOPPERS-Pro
  • 各社 µITRON
  • Linux

ユーザーメリット

PALMiCE シリーズは、各社 CPU に対応したパワフルなデバッグ環境です。
開発段階で効率よくデバッグすることができるので、大きなコストダウンを図ることができます。

《関連製品》PALMiCE3 ARM64

最新の ARMv8 AArch64(64ビットモードAArch32(32ビットをサポートしたJTAGエミュレータです。ARMv7-A/R/M に加え、ARMv8-A 仕様のコアを搭載した SoC のデバッグが可能です。

既に PALMiCE3 ARM をお持ちのお客様は、ARM64 版のデバッガソフトを ARMv8-A でもご使用いただけます。

対応CPUコア

Cortex-A コア(Cortex-A53 Cortex-A57)

順次新しいコア、SoC、既製品ボードに対応中

ユーザーメリット

PALMiCE3シリーズは、各社 CPU に対応したパワフルなデバッグ環境です。

開発段階で効率よくデバッグができるので、大きなコストダウンが図れます。

《関連製品》プログラム実行記録&解析ツール「CodeRecorder CR-200(コードレコーダー)」

正常動作のテストを終了したプログラムにもしばしば潜在的なバグが潜んでいる場合があります。特にタイミングに依存するバグは ICE デバッガによるテストでは検出しきれない場合もあります。また思いがけぬところで実行オーバヘッドがかかっておりプログラムのパフォーマンスを劣化させている場合があります。CPU 内部の実行を並列化するアウト・オブ・オーダー実行の副作用は ICE デバッガによるステップ実行では隠れてしまう場合もあります。さらにマルチコア CPU では必要なメモリバリアを挿入してしないことに起因するバグの潜在性のリスクは高まります。

CodeRecorder は、ターゲット・プログラムの実行を記録、見える化して解析を容易にするツールです。CodeRecorder を使用して実行プログラムの真の動きを見える化することで、デバッガでは手に負えないような難しいバグやオーバヘッド箇所を発見できます。

以下の用途に最適です。

  • プログラム、タスク動作の見える化(パッシブデバッグ)
  • カバレッジ計測(品質向上)
  • 実行時間計測(パフォーマンス解析/向上、最悪実行時間解析)

主な特長

  • USB3.0 接続で高速転送可能、数時間におよぶターゲット・プログラムの実行を記録可能
  • 各種 RTOS および Linux をサポート
  • 関数の実行を時系列でグラフ表示し、見える化を実現
  • OS に手を加えることなくタスクやスレッドの見える化が可能
  • カバレッジ機能でテスト漏れを確認可能
  • 関数プロファイラによりプログラムのボトルネックを発見
  • 実行記録から C ソースの逆ステップや変数値の変化を再現可能なデバッグ機能を搭載
  • 変数値の変化をグラフ表示し、突出したデータを見える化
  • 動的メモリを監視しメモリリークなどのエラー検出が可能
  • カバレッジや関数実行時間などのレポートを作成可能
  • 各ウィンドウの表示データを CSV ファイルにエキスポート可能、報告書作成を支援
  • カバレッジ・モードでリアルタイムにプログラムの通過を確認
  • PALMiCE3 との連動機能をサポート
  • ターゲットボードとの接続は高速データ通信のメモリ・バスと、最少 2 ピンで接続できる GPIO が選択可能(GPIO を使用する場合はデータ線 1/2/4 本構成から選択)

CodeRecorder 接続イメージ

《関連製品》Linuxアプリケーション・デバッガ C-Shark

Linux アプリケーション・デバッガ “C-Shark” は、Linux 標準デバッガ “gdb” の弱点を解消し、GUI ベースで操作性抜群の Windows 環境で使用できる高級言語デバッガ「CSIDE C-Shark」と、Linux ターゲット・システム内で動作する独自の CSIDE デーモン「csided」、 「_csidedbg」より、組込み Linux アプリケーションのデバッグ効率の向上を実現したデバッガです。 1つのデバッガ画面による操作で、複数のアプリケーションをリモート操作で起動およびアタッチしてデバッグすることが可能です。

高度なデバッガ機能により、gdb printf デバッグでは達成できないアプリケーションの品質向上、問題解析を可能にします。

CSIDE C-Shark 画面

C-Shark デバッグ構成図

① CSIDE デーモンと、アプリケーションをソースからクロス・コンパイルする。

② CSIDE デーモンの実行バイナリ・ファイルを Linux ターゲットのファイル・システムに配置する。

③ CSIDE サーバーの実行バイナリ・ファイルを Linux ターゲットのファイル・システムに配置して実行する。

④ ターゲットアプリケーションの実行バイナリ・ファイルを Linux ターゲットのファイル・システムに配置する。

⑤ CSIDE C-Shark が、CSIDEデーモンと通信して Linux ターゲットの操作を行う。

⑥ CSIDE C-Shark がアプリケーションのデバッグ情報のロードを行い、ソース・ファイルの表示を行う。

⑦ CSIDE デーモンが CSIDE C-Shark からの要求に従って複数の CSIDE サーバーを起動する。

⑧ CSIDE サーバーがデバッグするアプリケーションのプロセスにアタッチしてデバッグが可能となる。

主な特長

  • レスポンスのよい洗練された Windows GUI デバッガでデバッグ効率の大幅アップ、開発期間の短縮を実現
  • プロセス毎のメモリリークを検出するメモリ・プロファイルを標準搭載。 C malloc/freeC++ new/delete による動的取得メモリの解放漏れが検出可能
  • Linux カーネルパッチ LTTLinux Trace Toolkit)を使用しない、独自のプロセストレース取得、解析技術によるプロセス遷移図の表示を実現(マルチコア対応・CPU 占有率の表示も可)
  • 親プロセス、子プロセス協調デバッグをサポート。子プロセスの main() 関数からのデバッグを実現
  • 画面一つで複数プロセス・スレッドの協調デバッグを実現
  • 常駐プロセスに対するアタッチデバッグをサポート
  • 共有ライブラリに対するデバッグをサポート
  • ブレーク・ポイントはプロセスIDに紐づけて認識。特定のプロセスでブレークさせることが可能
  • CSIDE によるデバッグ情報ファイルの一括管理。CSIDE のファイル・サーバでデバッグ情報をロードしたプロセス名を表示。メニュー画面から新しいプロセスを生成または実行中の同名プロセスにアタッチしてデバッグが可能
  • セグメンテーションフォルトなど致命的なシグナルが発生すると、アプリケーションが終了してそのプロセスも消滅するため、再現性が低い不具合の場合にはデバッグ追跡するのが困難。シグナル・トラップ・ブレーク機能により致命的なシグナルが発生したときにアプリケーションをブレークさせることが可能。問題点がどこにあったかを追跡することに貢献
  • プログラムの2点間を指定して、その間の実行時間を最小、最大、平均時間を計測する機能を搭載
  • FTP などのファイル転送プロトコルを必要とせず、CSIDE とターゲット間のシームレスなファイル転送を実現
  • 対応アーキテクチャとして x86ARM(AArch32/64)をサポート

対応CPUコア

ARM32、ARM64x86

サポート済みLinuxカーネルバージョン

  • C-Shark ARM:Linux カーネル 2.6.10~4.14.x を使った「組込み Linux」
  • C-Shark ARM64:Linux カーネル 3.12.x~4.14.x を使った「組込み Linux」
  • C-Shark x86:Linux カーネル2.6.10~3.8.13 を使った「組込み Linux」または、「パソコン用 Linux」

コンパイル環境要件

  • アプリケーション用コンパイラ GNU C コンパイラ(gccパッケージ、binutils)
  • アプリケーション用ライブラリ GNU C/C++ ライブラリ、ヘッダー(glibc パッケージ
  • カーネル・ソースまたは、カーネル・ヘッダ(Linuxカーネル空間で動作する CSIDE ローダブル・モジュールの作成環境があること)

技術サポート体制

FAX、E-mail による専任の担当者による技術サポートを提供します。またバージョンアップした最新のソフトウェアに更新するサービスを提供します。

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