OEM 向けプロトコルゲートウェイ SYNC OEM Modbus、DLMS、IEC61850 などの標準規格対応機器を短期間かつ最小コストで実現

SYNC OEM は、製造業者様向けに開発されたコンパクトなハードウェアアドオンモジュールです。
Modbus、DLMS、IEC61850 といった標準規格プロトコルに対応した機器にすることが可能になり、最小のコストで迅速にお客様の製品に組込むことができます。

電力計・保護リレー・遠隔端末装置・変圧器監視装置・プログラマブルロジックコントローラー・開閉装置・信号表示装置など、さまざまな機器に組込み可能です。

主な特長

  • 利用用途に応じ選択可能な各種モデルを用意
  • IEC61850(Server)、DNP3.0、DLMS/COSEM、IEC 60870-5-101/104、IEC 60870-5-103、MODBUS ASCII/RTU プロトコル変換に対応済み
  • 最大2つの TLL ポート、48の GPIO、I2C、SPI、SUB、CAN に対応※
  • IEC61850 GOOSE 対応に必要な高速処理要求に対応
  • RAM: 128 MB、ROM: 256MB に対応※
  • TCP/IP、UDP、SMTP、POP、FTP、HTTP、SNMP に対応
  • 評価・開発用の Developer Kit を別途用意

※モデルによって異なります

『SYNC OEM』:モデル

Sync221
サイズ:45mm x 40mm x 21.6mm
  • 主な利用用途
    • 少ないデータポイントでの利用で、ラックの関係で空きスペースがあまり無い既存機器に対して標準プロトコル対応が必要な場合。
Sync241
サイズ:63mm x 55mm x 18mm
  • 主な利用用途
    • スマートグリッドの IED、スイッチ等の既存機器に最適。
    • 最大 48 GPIO と Ethernet に対応したモデルを提供可
      (オプション:光ファイバーにも対応可)。
Sync241
サイズ:55mm x 50mm x 9mm
  • 主な利用用途
    • WEB ベースのモニタリングアプリケーション等ハイエンド既存機器に最適。

主な仕様

SYNC OEM の TTL インターフェースを使用して、デバイス内部での接続が可能です。
この場合、SYNC OEM の Ethernet ポートは、最終的な出力として使われます。内部での接続には、I2C などの他のインターフェースも使用することができます。

外部回路を使用した、TTL/RS232 または TTL/RS485 変換を実装することも可能です。このような変換が必要になるのは、シリアルプロトコルが要求される場合のみです。

主な用途(アプリケーション例など)

  • アラーム信号表示機
  • キャパシターバンク
  • サーキットブレーカー
  • データロガー
  • 電力計、ガス計、水道計などのエネルギーメーター
  • 工業用 Ethernet スイッチ
  • インテリジェント電子デバイス
  • プログラマブルロジックコントローラー
  • 保護リレー
  • 遠隔終端装置
  • スイッチギア
  • 変圧器監視システム

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