TPM セキュリティソリューション Ubiquitous TPM Security 高い耐タンパ性能を持つ TPM を活用するセキュリティソフトウェアソリューション

Ubiquitous TPM Securityは、国際業界標準規格を制定する「TCG (Trusted Computing Group)」が策定した「TPM (Trusted Platform Module)」を利用するためのソフトウェアソリューションです。
TPMは暗号境界を確立し、内部に格納されている秘密鍵 (暗号鍵) を取り出すことができないため、秘密鍵 (暗号鍵) の安全性が担保されます。また、「秘密鍵 (暗号鍵) と公開鍵のペアの作成」、「公開鍵暗号」、「ハッシュ値の計算」、「デジタル署名の生成・検証」等、セキュリティに必要な機能を備えています。
これらの機能により、「ハッキング」、「なりすまし」、「改ざん」を防止し、高いセキュリティを実現します。

特長

  • TCGが策定した最新スペックのTPM 2.0に対応したソリューション展開が可能
  • TPMチップ利用ソフトウェアの開発を加速する「Ubiquitous TCG Software Stack 2.0」
  • セキュリティレベルを更に高めるオプションとして、システム構成ファイルに対する改ざんを検知する「Ubiquitous TPM Secure Boot」

主な機能

TPMは、セキュリティに必要な以下の機能で秘匿データの保護や保存を行うことができます。

1.秘匿データの保護

各種暗号鍵や秘匿データをTPMの鍵で暗号化することでデータを保護。秘密鍵はTPMの強固なセキュリティに守られているため、各種暗号鍵や秘匿データが盗まれても復号することはできません。
秘匿データを暗号化する共通鍵をTPMの公開鍵で暗号化することで、秘匿データを保護。秘密鍵はTPMの強固なセキュリティに守られているため、共通鍵や秘匿データが盗まれても復号できません。

2.秘匿データの保存

TPM内にある不揮発性のセキュアRAMを利用して、鍵、ID、パスワードやデジタル証明書等を保存できます。

Trusted Computing Group会員

株式会社ユビキタスAIは、Trusted Computing GroupのAdopter会員です。