車両鑑定ソフトウェアプロバイダーOnREXがbrighter Redactとの統合でUXを強化

❝「brighter AI」のサービスを利用することにした決め手は、ナンバープレートや人物の優れた匿名化機能でした。特に、認識方法の精度の高さには驚かされました。brighter Redactの導入前は、車両鑑定士が被害写真のナンバープレートを手作業でマスキングしていました。当社のお客様には、2ヶ月ほど前からご利用いただいておりますが、スピードやセキュリティと共に、違和感のない被害写真の匿名化機能が評価されています。提供されるAPIは文書化されており、当社のクラウドソリューションへ迅速に 統合することができました。❞
- Jens Dürasch, Managing Director, OnREX GmbH

採用企業

OnREX GmbH(ドイツ)は、「自動車鑑定士のためのモバイルオフィスソリューション「DYNAREX 」を提供しています。このソフトウェアアプリケーションは、特に自動車の自賠責や包括的損害賠償に関する鑑定書を作成するために使用されます。モバイルファーストのスムーズなユーザーエクスペリエンスに焦点を当て、自動車鑑定をデジタル時代に対応させることを目的としています。

簡単で迅速な統合、セキュアなクラウドAPI経由損傷した車両でも正確に検出自動化によりユーザーエクスペリエンスを向上

課題

1回の鑑定で、平均25~30枚のデジタル被害写真が処理されます。これらの写真を専門家が第三者に渡す場合、個人を特定できる情報はすべて匿名化する必要があります。毎月のボリュームが大きく、モバイルで記録されるため、自動化された、スケーラブルで堅牢な個人情報匿名化ソフトウェアが必要とされていました。同時に、ナンバープレートや顔の検出には、対象物が部分的に隠されていたり歪んでいたりする場合でも、高い精度が要求されていました。

解決策

brighter Redact は、クラウドベースの画像・動画編集ソフトウェアで、拡張性があり、ナンバープレートと顔の両方の匿名化で最高のパフォーマンスを提供しています。OnREXチームは、わずか1週間のテストと要件定義 の後、自社ソフトウェアの全ユーザーにサービスを展開することを決定しました。簡単なAPI統合により、OnREXは画像編集サービスを既存の製品に無理なく追加することができました。

DYNAREXの車両写真管理画面

結果

車両査定アプリ内で自動的に画像を匿名加工するオプションを提供することで、DYNAREXユーザーは、プラットフォームに写真をアップロードする前に手動で画像編集をする必要がなくなりました。これにより、最初の1年間だけでも100時間以上の煩雑な手作業を削減することができました。さらに、AIによる匿名化により、使いやすさが向上し、それによってカスタマーエクスペリエンスの向上にも繋がりました。OnREXのサクセスストーリーは、プライバシー・バイ・デザインによる画像の個人情報保護が進むべき道であることを示しています。

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採用製品:
brighter Redact