IR情報株主・投資家の皆様へ

hasegawa2019.jpg

あけましておめでとうございます。
新年にあたり、ご挨拶を申し上げます。

株主の皆様におかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心より祈念いたします。



2020年1月1日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション
 代表取締役社長 長谷川 聡


昨年は、平成から令和へと元号が変わる、日本人にとっては歴史に記録される年となりました。また、ラグビーワールドカップ2019が開催され、海外からの観戦者も含めて日本中が熱気に包まれて大いに盛り上がり、個人的にも非常に印象に残る年となりました。

事業環境としては、一昨年からの米中経済摩擦が激しさを増すとともに、10月の消費増税などが日本経済や当社顧客へ影響を及ぼし、これが当社に少なからず波及したことを感じる厳しい一年でした。

技術的な視点では、当社が注力分野として取り組むIoT (Internet of Things) が、ビジネスで本格的に活用されるようになったとともに、AIの利活用も拡がってきました。IoTが拡がる中で、セキュリティ上の脅威への対策の必要性も認識されはじめ、当社グループがこれまで取り組んできた、セキュリティ関連の技術・商材のビジネスチャンス到来が予感されつつあります。

今年度は、2019年6月に発表した中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)の初年度として、次の収益へ貢献するための技術開発、商材確保などに取り組んでおります。
上期は、前年比では売上・利益ともに減少となりましたが、本年度予算の計画値を上回る水準を達成することができました。

自社開発製品においては、事業の柱である「Ubiquitous QuickBoot」が、2019年2月の2千万本から1年足らずで1千万本の出荷を実現し、累計出荷3千万本を達成しました。海外顧客からの引き合いも増加するなど、出荷が加速し、収益に大きく貢献しています。

また、新規事業として取り組んでいる、凸版印刷様との協業で実現したセキュアなIoTサービスを実現するためのソリューション「Edge Trust」の強化を進めています。ラブロック様との協業によるブロックチェーンの活用によるIoT機器の情報改ざん防止、IoT機器の健康状態を定期的にチェックするサービスなど、「Edge Trust」のメニュー追加のための企画、開発を進めております。本年も、自社およびパートナー企業との協業によって、さらに重要となるIoT機器に関わるセキュリティ製品・サービスを充実させる予定です。さらに、海外パートナーとの共同製品開発についても積極的に可能性を模索し、取り組んで参ります。

海外ソフトウェア輸入販売事業においては、引き続き、現在の幅広いラインアップをベースに、より多くの顧客ニーズに対応できる体制で取り組んで参ります。
特に、自社製品として開発に注力しているIoTセキュリティ関連の製品・サービスとシナジー効果が見込めるIoT機器のセキュリティを検証するためのツールやこれらを利用したサービスを強化して参ります。また、昨年、販売権を獲得したエッジAIと呼ばれる、AIを機器側で動かす製品をはじめとし、当社が得意とする組込み向けのノウハウが活かせるAI関連の製品・サービスの販売権獲得に注力して参ります。

2020年は、東京オリンピックの開催年であり、昨年のラグビーワールドカップを上回る観光客の来訪による国内経済の盛り上がりが期待されます。一方で、年末の米中摩擦の緩和期待により、日経平均株価が年初来高値を更新するなど、良い兆しは見えつつありますが、米中摩擦のみならず欧米の経済動向の影響や、消費増税の国内経済への影響など、経済環境は楽観視できない状態が続くものと思われます。

ビジネス環境も、インターネット、クラウド、IoT、AIの利活用によって、大きく変わりつつあります。厳しい経済環境ではありますが、ソフトウェアを事業とする当社としては、テクノロジーにより進化するこの時代に、新たなビジネスチャンスを発掘し、次の成長に向けて取り組んで参ります。

「メーカー」と「技術商社」の2つの事業を軸に、最新のソフトウェアを、よりタイムリーに提供することで、収益の安定化と更なる成長に向け、グループ会社のエイムを含むグループ一丸となって、全力で取り組んで参ります。

本年も変わらぬご愛顧とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



※本文に記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。