IR情報株主・投資家の皆様へ

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あけましておめでとうございます。
新年にあたり、ご挨拶を申し上げます。

株主の皆様におかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心より祈念いたします。

この度、2019年1月1日付けで、佐野勝大の後任として、代表取締役社長に就任いたしました長谷川 聡と申します。社業発展のために、これまで以上に専心努力いたす所存でございますので、何卒、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


2019年1月1日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション
 代表取締役社長 長谷川 聡


昨年は、日本の製造業の企業様を顧客とする弊社にとって、米中間の激しい経済摩擦に伴う経済への影響が懸念される一年でありました。また、弊社売上の大きなシェアを占める車載機器を中心とした自動車業界においてもダイナミックな動きがあり、その動向を注視して事業に取り組む一年となりました。

一方で、IoT(Internet of Things)が普及フェーズとなり、弊社グループが得意とする技術・商材を拡販する機会も同時に拡がってまいりました。また、IoTの普及に伴って、クラウドへの情報蓄積が急速に増えると共に、AIが実用フェーズに入りつつあるなど、弊社を取り巻く環境も加速度的に変化しております。

弊社にとって、2016年度〜2019年度中期経営計画の最終年度である今年度は、2018年7月に実施した子会社のエーアイコーポレーション社とのシナジー効果による事業強化を目的とした吸収合併をはじめ、昨年度に実現いたしました営業黒字の継続や、中期経営計画達成に向けた取り組みを行っております。

エーアイコーポレーションとの合併によるシナジー効果として、これまで弊社内で各事業部門が個別に行っていた製品企画・開発、販売の各プロセスにおいて、各自が連携した動きを意識するようになり、一定の効果を得ています。例えば、海外ソフトウェア会社の製品を弊社製品と組み合わせる、日本の顧客ニーズに合わせたカスタマイズ対応を行うといった活動によって、既存製品をより付加価値の高いソリューションとするなど、幅広い提案ができるようになりました。これらの活動によって、お客様が必要とする製品を弊社からワンストップで提供できるようになっています。さらに、自社だけでは長い期間を要する新製品開発の分野でも、短期間での市場投入と日本市場にミートした製品化の両立を目指し、海外ソフトウェア会社と共同開発の取り組みも進めてまいりました。

結果として、上半期連結では期初予算を上回る収支を実現いたしました。今期も営業黒字を達成すべく、現在も鋭意努力しております。

自社製品開発においては、「Ubiquitous QuickBoot」に続く期待の製品として、凸版印刷様との協業で実現したセキュアなIoTサービスを実現するためのソリューション「Edge Trust」の販売を、本年3月より本格的に開始いたします。IoTセキュリティは、非常に難解な、また、普及まで時間を要するビジネス分野ではありますが、今後のIoT機器やIoTサービスの普及、IoT機器で使用される半導体の進化に伴い、欠かせない技術・ソリューションになると考えております。世界的にもハードウェアセキュリティに対応済みのMCU(マイコン)が少ない中で、各社とも対応MCUの製品化を続々と発表しており、他社に先駆けてハードウェアセキュリティに対応したソフトウェアを提供してきた弊社に注目いただいております。この流れを活かし、今後、連携する半導体メーカーが更に増えるよう、活動してまいります。

海外ソフトウェア輸入販売事業においては、従来のソフトウェアコンポーネント販売に加えて、市場のソフトウェアの開発規模増大やシステムの複雑化、IoT対応などの流れを受け、開発品質向上を支援するツール群の販売とラインアップの拡充に注力してまいります。また、社会的な関心が高まっている自動運転や、「あおり運転」をはじめとした運転中のトラブル防止策として、センサーによる安全運転支援システムやドライブレコーダーが普及する中で、ドライバーや同乗者のモニタリングシステムである「CoDriver」の採用が非常に増えております。このようなニーズに応えるべく、今後は自動車の電子化に伴う開発支援ツールに加え、「CoDriver」のような次世代自動車を対象としたソリューションのラインアップも強化してまいりたいと思います。

2019年は、東京オリンピックの開催前年であると共に、日本でのラグビーワールドカップの開催が予定される年でもあり、海外からのインバウンドも含めたスポーツ観戦と観光、これに伴うインフラ整備を中心とした経済の盛り上がりが期待されます。一方で、国際情勢と経済環境は厳しく、不透明な状態が続くものと思われます。

このような状況下において、 テクノロジーの加速度的な進化により大きく変化する事業環境に対応し、 成長軌道に突入できるよう、変化を恐れず、スピード感をもって進めてまいります。

合併により強化された、「メーカー」と「技術商社」の両輪のチカラで、 最新のソフトウェアを、よりタイムリーに提供することで、収益の安定化と 更なる成長に向け、グループ会社のエイムを含むグループ一丸となって、 全力で取り組んでまいります。

本年も変わらぬご愛顧とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。






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