IR情報株主・投資家の皆様へ

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株主・投資家の皆様には、日頃から格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

当社グループでは、新型コロナウイルス感染症対策として、従業員の安全確保、感染予防の観点からテレワーク制度を導入し、感染状況に応じた柔軟な業務対応を実施しております。


事業の継続にあたり、医療従事者の皆様をはじめ、危機対応、生活インフラを支えるために最前線で働く皆様のご尽力に、心より感謝申し上げます。

当社グループの2023年3月期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)第1四半期の決算を発表いたしました。業績の概要及び事業状況について、以下のとおりご報告申し上げます。



2022年8月15日
株式会社ユビキタスAI
代表取締役社長 長谷川 聡

当四半期の連結業績は、売上高300百万円、営業損失153百万円、経常損失146百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失149百万円となりました。

■2023年3月期第1四半期 業績の概要

(単位:百万円)

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※四半期純利益:親会社株主に帰属する四半期純利益

2023年3月期第1四半期の決算説明資料は、こちらでご確認いただけます。

■ソフトウェアプロダクト事業

ソフトウェアプロダクト事業の売上高は85,911千円(前年同四半期比39.3%減)、セグメント損失は69,169千円(前年同四半期は11,084千円の利益)となりました。

コネクティビティ、セキュリティ&リアルタイムOS関連製品では、IoTセキュリティ関連の研究開発案件の売上を計上いたしました。また、車載インフォテインメント向け大型案件及び産業機器向けリアルタイムOSの複数案件の開発を継続して進めております。

高速起動製品では、国内外の車載機器関連、海外民生機器の既存顧客からのロイヤルティ売上を計上いたしました。カーナビゲーションシステム等の車載向け機器を中心に、複数社との間で大・中規模案件の開発を継続して進めております。

データベース製品では、産業機器等の既存顧客からのロイヤルティ売上等を計上いたしました。

2022年5月、Linux/Android高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」の同年4月末時点での累計出荷ライセンス数が全世界で6,000万本を突破したことを発表いたしました。

同年6月、マルチコア向け商用リアルタイムOS「TOPPERS-Pro/FMP3」が、ルネサスエレクトロニクス株式会社の最新マイクロプロセッサRZ/T2Mグループに対応し、販売開始したことを発表いたしました。

同月、組込みシステムを構成するリアルタイムOS、ネットワークスタック及びアプリケーション等のミドルウェアを動作確認済みのパッケージにした新製品「Ubiquitous RTOS IoT Enabler」の提供を開始したことを発表いたしました。

■ソフトウェアディストリビューション事業

ソフトウェアディストリビューション事業の売上高は168,757千円(前年同四半期比12.7%減)、セグメント損失は73,181千円(前年同四半期は82,149千円の損失)となりました。

BIOS製品「InsydeH2OⓇ」(「EFI/UEFI」仕様を実装したC言語ベースBIOS)、ワイヤレス製品「Blue SDK」(Bluetoothプロトコルスタック)のロイヤルティ売上、品質向上支援ツール製品「CodeSonar」(ソフトウェア静的解析ツール)のライセンス売上、キャリアグレード製品「ConfD」(オンデバイスネットワーク機器管理用ソフトウェア)のライセンス及びロイヤルティ売上、IoTセキュリティ検証サービス等を中心に、多数の取扱い製品より、新規、既存顧客からのロイヤルティ売上等を計上いたしました。

2022年5月、株式会社Engineerforceと販売代理店契約を締結し、同社が開発した、エンジニア向け見積もり作成ナレッジシェアツール「Engineerforce」の販売を開始したことを発表いたしました。

同年6月、Avassa Systems AB(本社:スウェーデン)と販売代理店契約を締結し、同社が開発したエッジデバイス上にあるアプリケーションの一元的なライフサイクル管理を可能にするプラットフォーム「Avassa Control Tower」の提供を開始したことを発表いたしました。

当四半期において販売を開始した製品は以下のとおりです。
・エンジニア向け見積もり作成ナレッジシェアツール「Engineerforce」 (日本:株式会社Engineerforce)
・エッジデバイス一括管理プラットフォーム「Avassa Control Tower」 (スウェーデン:Avassa Systems AB)

■ソフトウェアサービス事業

ソフトウェアサービス事業の売上高は46,208千円(前年同四半期比31.9%減)、セグメント損失は10,826千円(前年同四半期は4,528千円の損失)となりました。

ソフトウェアサービス事業では、既存顧客との各種受託開発売上、データコンテンツ「YOMI」に関する車載機器向けを中心としたライセンス使用料売上等を計上いたしました。

■その他

2022年6月、当社は、組込みソフトウェアの開発技術力と顧客基盤を軸に、これまでの組込みソフトウェア開発と販売にとどまらず、製造業顧客が必要とする幅広いテクノロジーとサービスを提供していくこと及びその一環として、製造業向けビジネスプラットフォーム「HEXAGON(ヘキサゴン)」を発表いたしました。

新型コロナウイルス感染症に加え、ロシア・ウクライナ情勢によるサプライチェーンへの影響が広範囲で拡大しており、当社業績への影響も生じております。
前年・前々年度は低調であった新規案件の引き合いは回復基調にありますが、既存顧客からのロイヤルティ売上が大きく影響を受けました。
当面はこの傾向が続くことが予想され、短期的には厳しい状況となる可能性がありますが、来年度以降のロイヤルティ売上につながる新規案件の獲得に注力し、本年6月に発表いたしました中期経営計画の実現に向けて、積極的な投資を進めてまいります。
また、当社の強みである製造業のお客様に対して、組込みソフトウェア製品に限らず、ご利用いただける製品やサービスの提供等により事業活動の幅を拡げ、事業基盤の強化と安定化に向けて取り組んでまいります。

これらの取り組みを通じ、株主価値のより一層の向上に努める所存でございます。
株主の皆様におかれましては、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。



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