IR情報株主・投資家の皆様へ

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株主・投資家の皆様には、日頃から格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。


当社グループでは、新型コロナウイルス感染症対策として、従業員の安全確保、感染予防の観点から、テレワーク制度を導入し、感染状況に応じた柔軟な業務対応を実施しております。事業の継続にあたり、医療従事者の方々をはじめ危機対応、生活インフラを支えるために最前線で働く皆様のご尽力に、心より感謝申し上げます。


当社グループの2021年3月期(2020年4月1日から2021年3月31日まで)第2四半期の決算を発表いたしました。業績の概要及び事業状況について、以下のとおりご報告申し上げます。



2020年11月13日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション
 代表取締役社長 長谷川 聡


当期は、連結業績は売上高792百万円、営業損失212百万円、経常損失210百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失225百万円となりました。

2021年3月期第2四半期 業績の概要

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2021年3月期第2四半期の決算説明資料は、こちらでご確認いただけます。

■ソフトウェアプロダクト事業

ソフトウェアプロダクト事業の売上高は218,086千円(前期比26.3%減)、セグメント損失は42,858千円(前期は15,785千円の利益)となりました

ネットワーク関連製品では、車載機器関連、デジタルイメージング関連の既存顧客からのロイヤルティ売上、「Edge Trust」関連の半導体メーカーとの研究開発案件、IoTセキュリティ関連の研究開発案件の売上を計上いたしました。

高速起動製品では、車載機器関連、海外民生機器の既存顧客からのロイヤルティ売上を計上いたしました。引き続き、カーナビゲーションシステム等車載向け機器を中心に、複数社との間で大・中規模案件の開発が継続しております。

データベース製品では、産業機器等の既存顧客のロイヤルティ売上等を計上いたしました。

2020年7月、IoTシステムとブロックチェーンを組み合わせたデータ改ざん防止ソリューションに関する独自技術を開発し、特許を申請したことを発表いたしました。

■ソフトウェアディストリビューション事業

ソフトウェアディストリビューション事業の売上高は439,104千円(前年同四半期比28.9%減)、のれん償却額53,162千円を含めた、セグメント損失は128,277千円(前年同四半期は25,579千円の損失)となりました。

BIOS製品では、ノートブックPC等の既存顧客から「Insyde H2O Ⓡ」(「EFI/UEFI」仕様を実装したC言語ベースBIOS)のロイヤルティ売上等を計上いたしました。

品質向上支援ツール製品では、車載機器等の既存顧客から「CodeSonar」(ソフトウェアの動的不具合をソースコードで静的に検出することができる解析ツール)の年間ライセンス売上等を計上いたしました。

ワイヤレス製品では、車載機器等の既存顧客から「Blue SDK」(Bluetoothプロトコルスタック)のロイヤルティ売上等を計上いたしました。

AIソリューション製品では、車載機器の既存顧客から「CoDriver」(ドライバー・キャビンモニタリングシステム)のロイヤルティ売上を計上いたしました。

その他、多数の取扱い製品より、新規、既存顧客からのロイヤルティ売上等を計上いたしました。

2020年7月、株式会社エー・アンド・デイとの間で、車載システムソフトウェア開発用シミュレーターの共同開発ならびに販売に関する業務提携で合意し、個別の車載システム開発環境に合わせて最適化できるPCベースの車載システムソフトウェア開発用シミュレーターを、2021年4月の販売開始を目指して共同開発することを発表いたしました。

また、当四半期において、以下製品の販売を開始いたしました。(括弧内は開発元企業)
・外付けストレージ向け高性能NTFSファイルシステム「Microsoft NTFS by Tuxera」(フィンランド Tuxera,Inc.)
・IoTデバイス管理プラットフォーム「TR-369 ユーザーサービスプラットフォーム(USP)」(イスラエルFriendly Technologies Ltd.)
・車載専用ノイズ/エコーキャンセラー「BdSound S2C-A(Simply Sound Clear for Automotive)」(イタリア BdSound SRL.)
・TLS1.3仕様に準拠したソフトウェア製品「HE-TLS1.3」(ハンガリー HCC Embedded Kft.)
・Bluetoothメッシュプロトコルスタック「Blue SDK Mesh」(ドイツ OpenSynergy GmBH.)
・AIによる外観検査システム開発用ソリューション「VIA-ヴィア」(アメリカ Neurala, Inc.)

■ソフトウェアサービス事業

ソフトウェアサービス事業の売上高は135,706千円(前年同四半期比20.8%減)、のれん償却額51,917千円を含めた、セグメント損失は41,585千円(前年同四半期は30,521千円の損失)となりました。

ソフトウェアサービス事業では、既存顧客との各種受託開発売上、データコンテンツ「YOMI」に関する車載機器向けを中心としたライセンス使用料売上等を計上いたしました。


■連結業績予想について

以下のグラフの様に、当第2四半期(7~9月)の業績は、売上、営業損失ともに、コロナ禍直前の前年度第3四半期(10~12月)の業績並みに戻りつつあります。自動車販売台数も4~6月で大幅に減少しましたが、7~9月では回復基調になってまいりました。
一方、新規案件につきましては、顧客事情による案件の消失や予算縮小等による新規開発案件・研究開発の中止、先送り等が発生しており、第2四半期ではコロナ禍による作業中止に伴う期ズレは解消しつつあるものの、新規案件の獲得は全般的に低調が続いております。
通期の業績予想につきましては、四半期毎の売上高の前年同期差が、第1四半期に対して、第2四半期は縮小し、回復基調にはありますが、上半期の売上高の減少分を下半期で積み上げることは、現況を勘案すると厳しく、残念ながら通期営業赤字となる可能性もあるのではないかと考えております。
新型コロナウイルス感染症第三波の懸念もあり、現時点で通期の業績予想を合理的に算定することは、引き続き困難な状況にあるため、2020年6月12日に公表いたしました通期業績予想につきましては、第3四半期の業績結果を勘案するなどし、必要に応じた対応を行う予定です。

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新型コロナウイルス感染症の拡大により、全世界的に社会・経済面への大きな影響が発生し、感染症の抑制と経済活動をいかに両立させるかが、大きな課題となっています。
当社グループにおいても、感染症による変化に対応し、テレワーク制度の導入により従業員の安全確保・感染予防に配慮しつつ、事業活動を継続すべく、Webツールを活用した会議や、Webinarによる販促活動など、新たな試みに積極的に取り組んでおります。
また、この変化の中で発生する新たな技術やニーズに着目し、これに応じた製品の開発及び商材発掘に注力して参りたいと思います。

100年に1度と言われるような経済の危機的状況ではございますが、このピンチをチャンスに変えて、更なる成長を実現すべく、グループ一丸となって取り組んでまいります。

これらの取り組みを通じ、株主価値のより一層の向上に努める所存でございます。株主の皆様におかれましては、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。



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