ニュースプレスリリース

2017年06月20日
株式会社エーアイコーポレーション
米国Icon Labs社製品の販売を開始
~組込み製品向けファイアウォールを日本国内展開~
株式会社エーアイコーポレーション(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 博之)は、米国Icon Laboratories, Inc. (米国アイオワ州、President & Co-founder: Alan Grau 、以下「Icon Labs社」)と、Icon Labs社の組込み端末向けファイアウォールおよび関連モジュールの販売に関わる契約を締結いたしました。
- 組込み端末を狙ったサイバー攻撃の増加
組込み端末をターゲットにした、インターネット経由のサイバー攻撃が増加しています。ユーティリティシステムから産業、軍事、車載、医療用端末まで、あらゆる機器が産業スパイ組織やテロリストグループによるサイバー犯罪の標的となっており、これまでにも、下記のような事例が起きています。- サイバー攻撃による自動車工場の稼働停止
- DoS攻撃でパイプライン監視システムの停止
- ハッキングによる電車遅延
- 内通者が仕掛けたハッキングによる下水漏れ
- Stuxnet、Flame、Havex、BlackEnergyなど産業オートメーションシステムを狙ったマルウェア攻撃
- 組込み端末向けファイアウォール「Floodgate™ Firewall」
ネットワークに接続させる端末を、サイバー攻撃から守るために設計されたファイアウォールです。開発当初から組込み環境での使用を想定して設計されています。【特長】
- 組込みに最適なデザイン
- 小フットプリント - RTOS/組み込み用Linuxへの対応 - 高いカスタマイズ性
- 4種のフィルターを用意 - 簡単なフィルタリングルール設定変更 - ホワイトリスト/ブラックリスト両対応 - 産業用プロトコルに対応したDPI - レイヤーベースのコールバックにより、IPスタックのどの層でも簡単にカスタマイズが可能
- 組込みに最適なデザイン
- 関連モジュールシリーズ
Floodgate Firewallと併せてお使いいただくことで、さらなる利便性や安全性の向上が見込めます。- Floodgate™ Intrusion Detection Software(IDS)
ネットワーク型IDS機能を実現させるセキュリティレイヤーです。悪意のあるアクセスや不正侵入を検出することで、組込み端末を踏み台にするようなサイバー攻撃を未然に防ぎます。 - Floodgate™ Agent
組込み・IoT端末用の状況変化の検知、セキュリティに関わるイベントのレポート、コマンドオーディットログのサポート、セキュリティ・ポリシー管理などの機能を提供します。エンタープライズ向けセキュリティマネジメントシステムと併せて使用することができます。
- Floodgate™ Intrusion Detection Software(IDS)
※ 本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
- Icon Labs社について
Icon Labs社は、1992年の設立以来、世界中で100を超える組込み顧客向けにソリューションを提供してきました。端末自体に組み込める製品作りを重視し、高いセキュリティをもつ製品づくりをサポートしています。