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2020年06月01日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション

Ekkono社がPlug and Play Japanのアクセラレーションプログラムに選出

ユビキタスAIコーポレーションのパートナー企業であり、エッジ機械学習エンジン「Ekkono SDK」の開発企業であるEkkono Solutions AB(本社:スウェーデン、CEOJon Lindén、以下「Ekkono社」)が、Plug and Play Japan アクセラレーションプログラム Summer/Fall 2020 BatchのMobility部門に採択されました。

Plug and Playは、世界30か国以上で拠点を構え、各業界にフォーカスしたプログラムを通じ、革新的な技術を持つスタートアップと大手企業をマッチングしています。日本拠点では、日本と世界のイノベーション・エコシステムの架け橋として活動しています。Ekkono社は、Plug and Play Japanが車載業界発展のリーダーとして提供するモビリティの未来をターゲットにしたこのプログラムに選出されました。

ユビキタスAIコーポレーションは、Ekkono社の代理店として営業窓口を共に担い、本プログラムを通じて日本の車載分野でのさらなるビジネス拡大を目指してまいります。

<Ekkono CEO Jon Lindén氏のコメント>

日本は、世界の中でも革新的かつ魅力的な国の一つであり、車載分野はEkkono社が注目している産業分野です。Ekkono SDKのエッジ用機械学習エンジンは、多数のセンサーやプロセッサーの組み合わせで構成される車を自己学習や予知保全によりスマート化します。サステイナビリティの点でも、各車両をどう最適化するかが重要になってきます。スマートバッテリーマネジメントが電子化をけん引するのに合わせ、Ekkono SDKはエコドライビングによりCO2排出量を減らすとともに、予知保全や部品の摩耗の予防によって、車両の寿命を延ばします。

<株式会社ユビキタスAIコーポレーション 代表取締役社長 長谷川 聡のコメント>

今回、Ekkono社がPlug and Play Japan アクセラレーションプログラムSummer/Fall 2020 Batch のMobility部門で採択されたことを喜ばしく思います。Ekkono SDKの日本市場におけるポテンシャルを見込み、2019年より販売代理店として協業してまいりましたが、今回の選出が日本の車載分野でのエッジAI活用を広げるものとして、期待しています。今後もインテリジェントな車両の実現に役立つ「Ekkono SDK」を、より多くの日本メーカーに提供できるよう、Ekkono社とともに販売を強化してまいります。

Ekkono Solutions ABについて

スウェーデンのBorås大学での研究をベースに、組込みに特化したエッジAIライブラリのベンダーとして設立されました。Ekkono社が開発したエッジAI・機械学習ライブラリ「Ekkono SDK」は、組込み向けの省メモリでありながら、エッジでの自己学習機能というユニークな機能が特長です。車載・産業機器・エネルギーを含むあらゆる産業に適用が可能で、Tier-1向けの採用実績もあります。

Plug and Playについて

Plug and Play は、革新的な技術やアイディアを持つスタートアップを大手企業とともに支援するグローバル・ベンチャーキャピタル/アクセラレーターです。

2019年は60を超えるアクセラレーションプログラムを実施し、400社超の企業へイノベーションを提供しています。また、投資件数において世界で最も活発なベンチャーキャピタルです。2006年の創立から、私たちは 2,000社を超える企業をアクセラレートし、70億ドルを超える資金調達を達成しています。また、シリコンバレー本社には年間を通して500社以上のスタートアップが入居しています。

昨年2019年はプログラムを通じて、米国本社では549社以上の、グローバルでは1,450社を超えるスタートアップを支援しました。現在、世界16カ国30拠点以上に拡大し、Plug and Play Japan はその日本支社として、20177月に設立されました。

Ekkono SDK 紹介