ニュース製品ニュース製品アップデート
2020年06月16日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション
車載向けハイパーバイザー「COQOS Hypervisor SDK™」を取り扱い開始 ~LinuxやAndroid、AUTOSARなど複数のOS環境をひとつのプロセッサー上に安全に統合~
株式会社ユビキタスAIコーポレーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡、以下「ユビキタスAIコーポレーション」)は、OpenSynergy GmbH(本社:ドイツ・ベルリン)の車載向けハイパーバイザー「COQOS Hypervisor SDK™」の取り扱いを2020年6月16日(火)に開始しましたのでお知らせいたします。
COQOS Hypervisor SDKとは
COQOS Hypervisor SDKはコックピットコントローラー、リアシートエンターテインメントソリューション、テレマティクスシステム、ドメインコントローラーを開発するためのモジュール構造ソフトウェア開発キットです。
TUV SUDによりISO 26262:2018 ASIL-Bに準拠したハイパーバイザーとして認証を取得しています。
複数の個別の仮想マシンをひとつのプロセッサー上で実行でき、リアルタイムオペレーティングシステム、LinuxやAndroidなどのオープンソースシステム、AUTOSAR(Classic AUTOSARとAdaptive AUTOSARの両方)を統合できます。
複数のCPUを1個のシステムオンチップ(SoC)に置き換えられるため、ハードウェアコストの削減が可能になります。
主な特長
- プロセッサーの安全なパーティショニング
- VM(仮想マシン)間のFFI(Freedom From Interference)
- Linux および Android
- 追加のセキュリティ機能
- シングルコアまたはマルチコアCPU上の複数のオペレーティングシステム
- VIRTIOベースの仮想化
- 仮想化GPU
- ハードウェア仮想化のサポート
- 高速起動機能
- 電源管理
対応プロセッサー/アーキテクチャ、リファレンスSoC
- ARMv8-A
- Renesas R-Car H3/M3
- NXP i.MX 8
- NXP S32G
- Qualcomm Snapdragon™ S8155
- その他お客様のプロジェクトに基づいてサポート可能