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2021年04月09日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション

COQOS Hypervisor SDKが中国JOYNEXT社の新世代車載インフォテインメント機器の量産プロジェクトに採用

ユビキタスAIが代理店を務めるOpenSynergy社と中国JOYNEXT社は、車両の電子システムを複雑にすることなくドメインを次のレベルに引き上げる新世代の車載インフォテインメントに関する共同量産プロジェクトを発表しました。

今回の共同量産プロジェクトでは、信頼性の高いインフォテインメントシステムとアプリストアからアプリをダウンロードできるスマートフォンのようなプラットフォームを安全に統合、並列動作させるためにOpenSynergy社製のCOQOS Hypervisor SDKが採用されています。COQOS Hypervisor SDKを使うことにより、複雑かつ重要なシステムをより短期間で開発できます。

※本ソリューションで使用されている「COQOS Hypervisor SDK」については、以下をご参照ください。

「COQOS Hypervisor SDK™」製品ページ

OpenSynergy社による発表内容は、以下のとおりです。

OpenSynergy社 プレスリリース:インフォテインメントシステムをインテリジェントに!

現在のIVIにAndoridまたはAliOSを組み込むためのハイパーバイザーアプローチ

ベルリン/寧波、中国、2021年3月17日-JOYNEXTとOpenSynergyは、車両の電子システムをより複雑にすることなく、ドメインを次のレベルに引き上げる新世代の車載インフォテインメントに関する、共同量産プロジェクトを発表しました。

これらのシステムには、よく知られた信頼性の高いフル機能のインフォテインメントシステムと、アプリストアからアプリをダウンロードできる柔軟性を備えたスマートフォンのようなオープンプラットフォームが搭載されています。

両サブシステムは、JOYNEXTによるOpenSynergyのCOQOS Hypervisor SDKの統合によって、1つの高性能システム上で並列に動作しています。

JOYNEXTの設計に基づき、COQOS Hypervisor SDKは、単一のシステムオンチップ (SoC) 上でのインフォテインメントシステムと、個々のアプリダウンロードのためのプラットフォームとの融合を可能にします。

通常は、新しいOSのための追加リソース(RAM、CPU、フラッシュなど)を考慮する必要がありますが、COQOS Hypervisorは、特にハイパーバイザーの最小化アーキテクチャアプローチにより、大きなオーバーヘッドを必要としません。また、既存のインフォテインメントシステムは、仮想マシンを追加した後もネイティブドライバ (パススルー) を使用し続けるため、パフォーマンスは維持されます。

JOYNEXTの革新的なコンセプトと厳格な要件により、このハイパーバイザーアプローチは、COQOS Hypervosor SDKとCEグレードのオペレーティングシステムを既存のカスタムIVI上に完全に統合します。このIVIは、JOYNEXTとOpenSynergyが長年にわたり実施してきた顧客主導の開発における投資を活用します。

JOYNEXTの独自のソリューションコンセプトは、すでに製品化されている現行のIVIを使用することで、お客様に最新の機能(例:オンラインサービス、App Storeへのアクセス)を迅速に提供するのに役立ちます。

JOYNEXTは、自動車業界向けのダイレクトサプライヤー (Tier 1) であり、20年以上にわたり、著名な自動車メーカーの開発パートナーであり、システムサプライヤーです。

同社のコネクテッドインフォテインメントおよびスマートコネクティビティゲートウェイ技術は、世界中で1000万台を超える自動車に搭載されています。

JOYNEXTの5G-V2X製品は、自動運転関連技術の開発も後押ししています。

このような革新的なシステムを実現したJOYNEXTは、お客様に新しい体験を提供しながら、自動車の材料費と重量を削減します。

さらに、システム間の相互通信は、同じECU上で実行されるため、はるかにパフォーマンスが向上します。

OpenSynergy CEO、 Regis Adjamah氏のコメント

「JOYNEXTと協業で、信頼性の高いフル機能のOEMインフォテインメントシステムとスマートフォンのようなオープンプラットフォームという、2つの良いところを組み合わせています。統合は迅速で、パフォーマンスはネイティブに近いです」

JOYNEXT取締役会長兼CEO ユアン・リュー氏のコメント

「OpenSynergyのIVIプロジェクトへの協力と成果を評価します。JOYNEXTが拡張性と適応性のあるソリューションを生み出す原動力となるのは、常に急速に変化する市場ニーズです。OpenSynergyなどの優れたパートナーとより密接に協力することで、JOYNEXTは世界中のエンドユーザーの多様な期待に応えることができると信じています」

JOYNEXTについて

ネットワーク化された車両のためのインテリジェントソリューション - それが「JOYNEXT」であり、我々は、自動車メーカーとその顧客にとってますます重要になっている未来技術に取り組んでいます。

自動運転に向けて、スマートフォンなどのモバイル機器や他の車両 (V2V) 、インフラシステム (V2X) との車両データ通信の重要性が高まっています。

JOYNEXTでは、クラウドベースのサービスの新たな開発にも取り組んでいます。我々は、常にイノベーションと持続可能性のバランスを取るよう努力しています。製品の開発時は、エンドユーザー、そのニーズ、および使用方法に重点が置かれます。

世界中に1,300人以上の従業員を擁するJOYNEXTは、コネクテッドカー技術を新たなレベルに引き上げます。私たちはドレスデン (ドイツ)と寧波 (中国) に7カ所の開発およびイノベーション拠点を置いています。

JOYNEXTは、自動車業界向けのダイレクトサプライヤー (Tier 1) であり、20年以上にわたり、著名な自動車メーカーの開発パートナーおよびシステムサプライヤーです。コネクテッドインフォテインメントとスマートコネクティビティゲートウェイのテクノロジーは、世界中で1,000万台を超える自動車に搭載されています。

OpenSynergy について

OpenSynergyは、次世代自動車向けの組込みソフトウェア製品を提供しています。

同社のハイパーバイザーと通信製品は、統合された運転体験への道を開きます。

自動車用仮想プラットフォームCOQOS Hypervisor SDKは、リアルタイムアプリケーションとオープンソースソリューションを組み合わせて、強力なドメインコントローラに統合します。仮想化標準のVIRTIOに対応する多数の機能をサポートし、最大限の柔軟性を実現します。ゲスト・オペレーティング・システムは、チップ上のさまざまなシステムで使用および再利用できます。

OpenSynergyは主要なオペレーティングシステム (OS) プロバイダーと連携して、Android、AGL、AliOS、およびその他のOSを完全にサポートします。

自動車業界をリードするBluetooth®スタックBlue SDKは、OpenSynergyのコミュニケーションプラットフォームの一つです。

これは、世界中の多くのOEM向けのBluetooth®のリファレンス実装です。Blue SDK FUSIONは、AndroidTM Automotive OS向けの信頼性の高いAutomotive-Grade Bluetoothスタックを提供します。

OpenSynergyはさらに、Android Open Source Project (AOSP) 向けに調整されたAutomotive-Gradeソフトウェアコンポーネントを無償で提供し、自動車分野でのAndroidの採用を促進します。

OpenSynergyは、製品のカスタマイズをサポートするエンジニアリング・サービスも提供しています。

※OpenSynergy社のプレスリリス(原文:PDF)は、こちら