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2021年09月09日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション

OpenSynergy 社、Google 社および Qualcomm 社と提携し、仮想化された Android 車載用リファレンスプラットフォームの提供を開始

ユビキタスAI が販売代理店を務めるOpenSynergy 社より、仮想 Android™ 11(Trout ベース)向けの新しい車載用リファレンスプラットフォームの提供が開始されました。

Google 社と Qualcomm 社の技術を採用した本リファレンスプラットフォームは、仮想 I/O(VIRTIO)フレームワークを Android Automotive OS に統合したことが特徴で、VIRTIO デバイスをサポートするあらゆるハイパーバイザーや、システム・オン・チップ(SoC)上で Android を実行することができます。本リファレンスプラットフォームは、Android 11、Qualcomm 社のボードサポートパッケージ(BSP)、VIRTIO ベースの COQOS Hypervisor SDK と共に提供され、これらすべてが Snapdragon® Automotive Development Platform(ADP)上で動作します。

本リファレンスプラットフォームの詳細や入手方法についてはユビキタスAI までお問い合わせください。

お問い合わせ

OpenSynergy 社からの発表文(和訳)は以下をご覧ください。


OpenSynergy 社、Google 社および Qualcomm 社と提携し、仮想化された Android 車載用リファレンスプラットフォームの提供を開始

ドイツ、ベルリン、2021/9/8 - OpenSynergy 社プレスリリース

OpenSynergy 社は本日、仮想 Android™ 11(Troutベース)に対応した新しい車載用リファレンスプラットフォームを発表しました。Google 社と Qualcomm 社の技術を採用した本リファレンスプラットフォームは、仮想 I/O(VIRTIO)フレームワークをAndroid Automotive OS に統合したことが特徴で、VIRTIO デバイスをサポートするあらゆるハイパーバイザーや、システム・オン・チップ(SoC)上で Android を実行することができます。本リファレンスプラットフォームは、Android 11、Qualcomm 社のボードサポートパッケージ(BSP)、VIRTIO ベースの COQOS Hypervisor SDK と共に提供され、これらすべてが Snapdragon® Automotive Development Platform(ADP)上で動作します。

VIRTIO は、OASIS Open コンソーシアムによって管理されている確立された仮想標準で、Block、Network、Console、GPU(Graphics Processing Unit)、Input などのデバイス同士の共有フレームワークを提供しています。OpenSynergy 社と Google 社は、本コンソーシアムにおいて積極的に活動しており、車載市場においてオープンスタンダードの規模を拡大することに努めてきました。車載用の VIRTIO デバイスが存在しないため、両社は OASIS コンソーシアムの中で、このギャップを埋めるために活動しています。さらに、OpenSynergy 社は Google 社と協力して、自動車メーカーと Tier-1 サプライヤーが、ニーズに合わせて SoC とハイパーバイザーを柔軟に切り替えられるようにすることを目指しています。

本リファレンスプラットフォームは、Android Automotive OS ベースとした Cockpit Domain Controller(CDC)アーキテクチャ向けです。他の CDC と同様、基盤となるハイパーバイザーは、Android(一般的に QM システム)と、計器板(一般的に ASIL B)のテルテール(警告灯)を表示するリアルタイム OS のような重要度の高いシステムが、安全に共存できることを保証します。

また、本リファレンスプラットフォームの特徴は、完全に仮想化された Android Automotive OS(Trout)、つまりハードウェアに依存しない Android バージョンを導入したことにあります。Android は、ハードウェアに直接アクセスするのではなく、仮想プラットフォームが提供する標準化された VIRTIO フレームワークを使って、これらのデバイスにアクセスします。

完全に仮想化した Android Automotive OS は、基盤となる仮想プラットフォームをサポートしているあらゆるハードウェアに容易に移植することができます。COQOS Hypervisor SDK の場合、車載対応の ARMv8-Aベースの SoC であればどんなハードウェアでも動作します。
VIRTIO では、アーキテクチャが明確に分離されているため、Android や BSP を容易に更新できます。

昨年、いくつかのプロモーションイベントで、リファレンスプラットフォームと仮想化された Android Automotive OS の使い方を紹介しました。今回のリリースにより、本リファレンスプラットフォームにアクセスして、独自のアプリケーションを開発することができるようになりました。今回リリースしたリファレンスプラットフォームは、研究または開発目的のみの利用となり、量産を目的とした使用ではご利用いただけません。Snapdragon ADP については、Qualcomm 社の各販売代理店よりご購入いただけます。リファレンスプラットフォームソフトウェアについては、OpenSynergy 社で取り扱っています。

Jonathan Siegel(OpenSynergy 社 Protfolio Manager)のコメント

「このような自動車業界の画期的なプロジェクトにおいて、Google 社と Qualcomm 社と協力できた事を光栄に思います。何年にもわたる開発の末、OpenSynergy 社はついに仮想 Android Automotive OS リファレンスプラットフォームをコミュニティ向けにリリースする事ができました。これにより、私たちが考えもしなかった新しい機能が開発され、より簡単な開発プロセスが実装されることになると確信しています。そして、VIRTIO ベースの Android の次の展開を楽しみにしています。コミュニティが我々を導いてくれるでしょう!」

詳細はWebサイトでご確認ください(英語):www.opensynergy.com/coqos-hypervisor-sdk-trial-for-android-reference-platform/


OpenSynergy 社について

OpenSynergy社は、次世代の車載向けの組込みソフトウェア製品を提供しています。
ハイパーバイザーや通信製品は、統合されたドライビングエクスペリエンスへの道を開きます。
車載用仮想プラットフォーム COQOS Hypervisor SDK は、強力なドメインコントローラ上に、リアルタイムアプリケーションやオープンソースソリューションを統合しています。仮想標準 VIRTIO に対応した多くの機能に対応し、ゲスト OS を異なる SoC で使用・再利用できるなど、最大限の柔軟性を備えています。
車載用に開発された Bluetooth®スタック Blue SDK は、OpenSynergy 社通信プラットフォームの1つです。世界中の多くの OEM でBluetooth® は実装されています。派生製品の Blue SDK Fusion は、AndroidTM Automotive OS 向けの信頼度の高い Automotive-Grade Bluetooth スタックです。
さらに、OpenSynergy 社は、AndroidTM Open Source Project(AOSP)向けに特化した Automotive-Grade ソフトウェアコンポーネントを無料で提供し、車載分野での Android 採用を促進します。OpenSynergy 社では、取り扱い製品のカスタマイズをサポートするエンジニアリングサービスも提供しています。

詳細はWebサイトでご確認ください(英語):www.opensynergy.com