ドライバー・キャビンモニタリングシステム CoDriver 最先端のディープラーニング、機械学習、コンピュータビジョンアルゴリズムで、乗員の状態を監視

CoDriver は、イスラエル Jungo Connectivity 社が開発した、画期的なドライバー・キャビンモニタリングシステムです。最先端のディープラーニングや機械学習、コンピュータビジョンアルゴリズムを利用して、リアルタイムでドライバーや乗員の状況を高精度に検知します。

主な機能
- 視線追跡
- 眠気・脇見検知(眠気尺度 KSS 対応)
- 眼・口の開閉度合い
- マスク・眼鏡・サングラス着用検知
- 顔認証・なりすまし防止
- 感情分析
- 物体検知(シートベルト・チャイルドシート、忘れ物)
- 手・指の検知、ジェスチャー
- 姿勢崩れ・急病
- 行動(電話使用・喫煙)検知
- BOT によるドライバーとの相互やりとり
- オーディオインテグレーション:録音、VAD(音声区間検出)、テキスト読み上げ/音声自動テキスト化
- クラウド処理
※ 上記の状態検知は、ドライバーだけでなく、複数の乗員に対して同時に行うことができます。
主な特長
- 最先端のディープラーニング、機械学習、コンピュータビジョンアルゴリズムを利用。ビデオストリームをソフトウェアのみで解析し、高精度のドライバー状況をリアルタイムに検知します。
- 特別な器具を装着する必要はありません。ドライバー・乗員は自然な状態のまま、カメラ入力のみの情報で状態検知を行います。
- 人物ごとに事前のキャリブレーションは必要ありません。また、帽子や眼鏡等の着用時も状態検知が可能で、IR カメラのご利用によってサングラスでも利用可能です。
- 既成の CoDriver SDK を利用することで、Windows、Android または Linux 上で、実験・検証や、実アプリケーションの開発をすぐに始められます。(Renesas、NXP、Intel、Qualcomm、NVIDIA、他 CPU をサポート)
- CoDriver は、眠気・わき見のような上位レベルの状態検知のほか、ドライバーの視線・まぶたの状況・顔の位置や向きなどの下位レベルの情報を提供します。お客様の用途に合わせて CoDriver をセンサーのような位置づけで利用することもできます。
- ソフトウェアライブラリである CoDriver は、機器形態を問いません。既存ユニットへの統合、単体デバイス、センサーデバイス、スマホアプリなど、さまざまな応用が可能です。
- RGB カメラと赤外線カメラを 1 台に統合した RGB-IR カメラにも対応しているため、消費電力の低減をはじめ、さまざまなメリットを提供できます。

利用可能モード
- DMS
マスク・サングラスにも対応、顔認証を含む必要機能をすべて揃えたドライバーモニタリングフルバージョン - DMS Lite
ローパワー CPU 向けに CPU 負荷を最小限に抑えたドライバーモニタリング - Full Cabin
体の動きの検知と行動予測、シートベルトやスマートフォン等の物体検知を含むキャビンモニタリング - DashCam
全走行録画機能付き・複数カメラ対応のドライブレコーダー向けモード
利用例
乗用車向けソリューション
CoDriver から提供される、ドライバーの「顔の向き」「視線」「目の動き」「まばたき」「口元の状況」などのさまざまな情報を参照することで、より安全・快適な運転環境の実現に役立ちます。また乗員監視では、シートに座っている人の有無や人物識別により、シートベルト・空調・シートポジション・携帯機器接続など多様な応用範囲が考えられます。自動車メーカー・サプライヤーは、先進的なドライブ体験実現のため CoDriver をご活用いただけます。
業務車両向けソリューション
CoDriver は、バス・タクシー・トラックなどの業務用運転管理でも、リーズナブルで現実的なソリューションを提供します。ビデオカメラからの画像をソフトウェアのみで処理する CoDriver は、簡易な装置だけでドライバーのわき見・注意力の低下や眠気などを検知し、ドライバーや運行会社に通知するシステムの構築が可能です。CoDriver によって、最先端の技術を使った高度なドライバーモニタリングシステムが短期間で実現できます。
その他
カメラ入力から人物の状態を検知する CoDriver は、自動車分野だけでなく、デジタルサイネージ・ロボティックス・監視カメラ・ゲームなど、多様なシーンへの応用が可能です。