パームトップサイズの高機能JTAGエミュレータ PALMiCE4 手のひらサイズのICE、止められないシステムのデバッグに最適

【関連製品】プログラム実行記録&解析ツール 「CodeRecorder CR-200(コードレコーダー)」

正常動作のテストを終了したプログラムにもしばしば潜在的なバグが潜んでいる場合があります。特にタイミングに依存するバグはICE デバッガによるテストでは検出しきれない場合もあります。また思いがけないところで実行オーバヘッドがかかっておりプログラムのパフォーマンスを劣化させている場合があります。CPU 内部の実行を並列化するアウト・オブ・オーダー実行の副作用はICEデバッガによるステップ実行では隠れてしまう場合もあります。さらにマルチコア CPU では必要なメモリバリアを挿入してしないことに起因するバグの潜在性のリスクは高まります。
CodeRecorder を使うことで実行プログラムの真の動きを見える化することで、デバッガでは手に負えないような難しいバグやオーバヘッド箇所を発見することができます。

CodeRecorder はターゲット・プログラムの実行を記録、見える化して解析を容易にするツールです。以下の用途に最適です。

  1. プログラム、タスク動作の見える化(パッシブデバッグ)
  2. カバレッジ計測(品質向上)
  3. 実行時間計測(パフォーマンス解析/向上、最悪実行時間解析)

主な特長

  • USB3.0接続で高速転送可能、数時間におよぶターゲット・プログラムの実行を記録可能
  • 各種RTOSおよびLinuxをサポート
  • 関数の実行を時系列でグラフ表示し、見える化を実現
  • OSに手を加えることなくタスクやスレッドの見える化も可能
  • カバレッジ機能でテスト漏れを確認可能
  • 関数プロファイラによりプログラムのボトルネックを発見
  • 実行記録からCソースの逆ステップや変数値の変化を再現可能なデバッグ機能を搭載
  • 変数値の変化をグラフ表示し、突出したデータを見える化
  • 動的メモリを監視しメモリリークなどのエラー検出が可能
  • カバレッジや関数実行時間などのレポートを作成可能
  • 各ウィンドウの表示データをCSVファイルにエキスポート可能、報告書作成を支援
  • カバレッジ・モードでリアルタイムにプログラムの通過を確認
  • PALMiCE3との連動機能をサポート
  • ターゲットボードとの接続は高速データ通信のメモリ・バスと、最少2ピンで接続できるGPIOが選択可能。GPIOを使用する場合はデータ線1/2/4本構成から選択

CodeRecorder 接続イメージ

技術サポート体制

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