軽量DTCPミドルウェア Ubiquitous DTCP 通信路の暗号化によるデジタルコンテンツ保護のためのソフトウェア開発キット

DTCP とは

DTCP(Digital Transmission Content Protection)は、DTLA(Digital Transmission Licensing Administrator)によって定義されているデジタルコンテンツの保護を目的とした通信路の暗号化技術です。様々な通信物理層に適用可能であり、特にIPネットワーク向けのDTCP-IPや、車載機器向けのDTCP-MOSTが市場で多く利用されています。
DTCP-IPは、特に日本市場では、ホームネットワークを介したデジタル放送番組をホームネットワークを介して録画・再生する用途で使われています。

Ubiquitous DTCP

Ubiquitous DTCPは、DTCP技術仕様(DTCP Specification)に対応したソフトウェア開発キット(SDK)ファミリです。対応する通信物理層に応じて、Ubiquitous DTCP-IPまたはUbiquitous DTCP-MOSTとしてSDKの形態で提供可能です。
DTCP-IP、DTCP-MOSTのいずれの場合も、Sourceデバイス(コンテンツ送信側)とSinkデバイス(コンテンツ受信側)のいずれにも対応可能で、お客様のニーズに合わせてご提供いたします。

Ubiquitous DTCP-IP

Ubiquitous DTCP-IPは、DTCP-IPに対応したホームネットワークデバイスを開発するためのソフトウェア開発キット(SDK)です。DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに対応したDMP(Digital Media Player)やDMS(Digital Media Serve)を開発する際に、本SDKを利用して、著作権保護されたコンテンツの配信、再生を可能とします。
Ubiquitous DTCP-IPの特長は、コードサイズが非常に小さいことです(最小時50KB)。
携帯電話やポータブルTVなどのモバイルAV機器にもDTCP-IPの機能を実装することが可能で、モバイルDLNAデバイスの開発を容易にします。開発キットはライブラリとして提供され、お客様の各種プラットフォームへのポーティングも可能です。特にLinuxに実装する場合は、非常に短い時間でポーティングおよび提供が可能です。デジタルビデオレコーダーやデジタルTVへの搭載実績もあり、Androidでの動作も可能です。
お客様のDLNAガイドライン 1.5対応機器開発でのDTCP-IP対応を短時間で実現するソリューションとしてご活用ください。
※お見積、詳しいパフォーマンスデータをご要望の方は弊社営業、もしくは Web 問い合わせ窓口からご連絡ください

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