要求仕様検証ツール STIMULUS 仕様の矛盾や漏れを実装前に検出、手戻りや開発遅延防止を実現

STIMULUSは要求仕様の検証ツールです。
これまで、要求仕様の不具合は、実装終了後に実際に動作させてからでないと見つからず、後工程で大きな手戻りや開発遅延が発生していました。要求仕様の記述にSTIMULUSを使用すれば、実装が無くともその動作を動的に確認することができます。それにより、仕様の矛盾や漏れを早期の段階で実装前に検出し、手戻りや開発遅延の発生を無くすことが可能になります。
STIMULUSで要求仕様の記述を行うことで、STIMULUSは、その要求仕様の制約を、制約ソルバで数多くのランダムな可能性に対して振舞いを実行することができます。また、その多数のランダムな可能性は、要求仕様の検証時、もしくは実装後のテスト時に使用されます。
これにより、実装後に不具合なく、要求仕様を満たしているかの網羅的な検証が可能になります。
主な特長
要求仕様のモデリング
- STIMULUSはテキストベースの自然言語で要求仕様を記述します。
- 標準化され、曖昧さのない要求仕様により、要求仕様の問題を発見します。
自動ドアの要求仕様記載例
要求仕様のデバッグおよびテスト
- 要求仕様の動的なシミュレーションを行い、要求仕様のデバッグが可能となります。
自動ドアの要求仕様のシミュレーション例
- ソフトウェアの実装前に要求仕様の矛盾、漏れなどの検出を行うことが可能です。
- オブザーバー機能により、上位要求(例:安全要求、誰か来たらドアを閉じてはいけない)を満たしているかの検証が可能です。
オブザーバー機能により安全要求違反の検出例
実装の検証
- 一旦要求仕様が記述できたら、そこからテスト時向けのテストケースを自動生成します。
- 数多くのテストシナリオを自動的に生成し、テスト時には見つかりにくいエラーを検出します。
自動ヘッドライトシステム実装時の発見しにくいバグの網羅的なテストによる検出例
ツール連携
- STIMULUSは、サードパーティの要求管理ツールと連携しています。
- Simulink、SCADE向けのテストケース、オブザーバーを自動生成します。
ターゲット製品 / 対応製品 / 互換性など
対応ホスト環境 | Windows |
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技術サポート体制
電話、FAX、E-mailによるサポート。