VIA - ヴィアに関するお問い合わせ
AI による自動外観検査システム開発ソリューション VIA - ヴィア 複数カメラや立体認識にも対応

VIA(Vision Inspection Automation)ソリューションは、米国Neurala 社が開発した、AI 自動外観検査システム開発用のソフトウェアです。VIA を使用することで、お客様はAI 人材を必要とせず、簡単に外観検査プロセスを自動化できます。この自動化によって、省人化の促進や製造フローのシームレス化による生産性向上だけでなく、品質と一貫性の改善が同時に実現可能になります。二次元認識を用いた表面検査だけでなく、最大4 台までのカメラに対応する立体認識も可能です。

主な特長
- GPU なし PC で学習と検査が可能
 - 最大 4 カメラで同時検品→立体認識にも対応
 - 特許技術により、極少量の画像データのみで瞬時に学習
 - 良品データのみで不良品検出が可能
 - AI や DNN の専門知識不要
 - フレキシブルなハードウェア対応
 - クラウドでもオンプレミスでも使用可能
 - 説明機能で異常検知の判断材料となったエリアを画像上で特定
 - 検査ログ機能で CSV ファイル生成も可能
 
VIA による外観検査プロセス自動化のメリット
- 従業員への負荷を軽減し、省人化を促進
 - 検査数の増大(サンプルだけでなく全製品)による品質改善
 - 一貫性を向上
 - 製造ライン上で検査できるため、異常を取り除くためのフローの中断が不要
 
VIA が製造業の課題を解決
- ハードウェア追加コストなし
既存の製造ラインに所定のカメラをプラグインするだけで動作可能 - これまで設定や変更にかけていた時間を大幅に短縮
新しい検査の設定や既存プロセスの変更がライン上で簡単に完結 - 簡易なステップで使用可能
マシンビジョンの知識も AI 人材も不要 - コントローラーに制限なく動作
PLC とのコミュニケーションも容易 - オンプレミスでインストール可能
外部とのインターネット接続が不要でデータ管理が安心 - データ収集の時間と手間を省略
製造ラインから収集した画像データを使い、最低限のデータのみで学習 
活用事例
表面検査
- 主観的な測定の定量化:例えばパンの表面検査の場合、色、形、トッピングの分配など
 - 良品のサンプルだけで、異常検知モデルの学習を完了
 - マシンビジョンの複雑なプログラミングは不要
 - 人による検査への依存を軽減し、一貫性を保ち、生産量を向上
 
対応できる表面検査の例
- 板金のくぼみ・ひび・包有物検査
 - プラスチックのデバリング検査
 - 塗装の表面検査
 - 製パン所におけるパンの品質検査
 - 木材工場における木材の表面検査
 
欠陥検査・完全性チェック
- 人による検査を増やすことなく、梱包不良によるダウンストリームのコストと不稼働時間を削減
 - 工場内など、その場で新しいビジョン AI モデルを作成し、製品の変更や短期間のキャンペーンに対応
 
対応できる欠陥検査の例
- 各種梱包の欠陥検査
 - 配送用の大箱に複数の箱を梱包する際の完全性チェック
 - 流通前のバーコードと製品の目視チェックの整合
 
部品検査
- 全ての部品が正しい位置に正しい方向で設置されているかをチェック
 - 必要なのは、正しく組み立てられた部品の学習だけ
 - 複雑なプログラミングや高価な機械は不要
 - 既存の AOI(自動光学検査)機では識別できない欠陥の識別が可能
 
対応できる部品検査の例
- PCBA(プリント回路基板アセンブリ)
 - エレクトロニクス組み立て
 - 組み立てプロセス
 - 溶接品質検査
 
VIA のソフトウェア構成
- 「Brain Builder」:モデル作成ツール
異常検知と認識データセットを用いて、あらゆる種類の検査用モデルを素早く簡単にビルドし、管理します。 - 「Inspector」:検査用アプリ
カメラと機器の設定・制御を行い、Brain Builder が作成したモデルを用いて検査します。 
