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サイバーレジリエンス法(CRA)を軸に学ぶ、機器セキュリティの基本対策を再確認

2024年10月に採択されたサイバーレジリエンス法(CRA)は、2027年12月にすべての条項が施行されます。この他にもさまざま国や分野で、セキュリティに関する新しい制度や要件の追加が生まれており、セキュリティ要件の実装は待ったなしの状態です。制度そのものの理解が大切ではありますが、その対策にはかなりの共通点があります。

本ウェビナーでは、サイバーレジリエンス法を例に、ITマネジメント・コンサルティング株式会社、STマイクロエレクトロニクス株式会社と合同で、その基本対策をご紹介するとともに、他の制度への応用も視野に、セキュリティ対策の基本を一から解説します。

対象者

  • CRA対策に関わる方
  • 組込み機器のセキュリティ設計に関わる方

ウェビナー概要

名称サイバーレジリエンス法(CRA)を軸に学ぶ、機器セキュリティの基本対策を再確認
日時
会場オンライン
主催株式会社ユビキタスAI
参加費無料

ウェビナー内容

14:00-14:05■オープニング

14:05-14:20■CRA概要、CRA必須要件、セキュリティリスクアセスメントの解説

【ITマネジメント・コンサルティング株式会社】

  • EUにおける近年のサイバーセキュリティ規制・認証制度
  • EUサイバーレジリエンス法の概要
  • CRA対象製品の識別とクラス定義
  • CRA必須要件
  • セキュリティリスクアセスメント(セキュリティ脅威分析)

14:20-14:35■CRAにおけるセキュリティ技術要件と対策

【株式会社ユビキタスAI】

  • CRAのセキュリティ要件、セキュリティ処理要件
  • 対策のための基本必要な機能やツール
  • 他の制度との関係

14:35-14:50■汎用マイコンのセキュリティ - STM32H5シリーズ

【STマイクロエレクトロニクス株式会社】

  • 汎用マイコンにおけるセキュリティへのアプローチ
  • セキュリティ機能を導入した汎用マイコンの実例

14:50‐15:00■Q&A

講演者

ITマネジメント・コンサルティング株式会社
杉谷 和彦 様

コンサルティング業界において18年の業務実績を有し、あらゆる産業界向けに情報システム・サイバーセキュリティをテーマとするコンサルティング支援を実施。NISTサイバーセキュリティフレームワーク等を活用した全社的なセキュリティ対策支援の他、EUサイバーレジリエンス法やIECセキュリティ規格等のデジタルデバイスを対象としたサイバーセキュリティ規制への対策支援実績も豊富。

STマイクロエレクトロニクス株式会社
マイクロコントローラ製品技術部 鈴木 伸夫 様

2019年にSTマイクロエレクトロニクス株式会社に入社。フィールド・アプリケーション・エンジニアとしてSTM32マイコンならびにマイコンを中心としたソリューションの提案・技術サポートを行う。セキュリティ、組込みAI、USB Type-C Power Deliveryなどを担当。

株式会社ユビキタスAI
企画室 担当部長 伊藤 准

外資系半導体メーカーに20年以上勤務し、マイコン、プロセッサ、SoCの開発・評価・技術サポートを担当。パソコン、携帯電話、デジタル家電など、幅広いアプリケーションに携わる。半導体技術商社に転職し、海外の半導体ベンダーとの技術連携や製品導入に従事。その後、コンパイラ・デバッガメーカーにて、組込みセキュリティ分野に従事し、現在はユビキタスAIにてセキュリティ検証サービス部門と同社企画部門を兼任。