ニュースプレスリリース
2001年04月13日
株式会社エイム
アメリカGracenote社との業務提携を発表、KCDB(日本語CDDB)と米国CDDBが統合へ
Gracenote(CDDB社、米カリフォルニア州バークレー)は、株式会社エイム(神奈川県川崎市、代表取締役 渡辺泰光)との業務提携開始を発表。またエイムは、同社が開発/リリース予定の音楽メディアプレイヤーである「CD Partner」および「What? Audio Player」について、音楽CD認識の分野では業界標準となっているGracenoteの音楽データベース【CDDB (Compact Disc Data Base)】/音楽認識サービスが新たに提供する邦楽データベースおよびUnicodeを採用した2バイト文字(漢字、ひらがな、カタカナ)による邦楽タイトル情報の配信を採用する旨、発表しました。また、現在エイムが運営しているKCDBサーバー(日本語CDDBサーバー)をGracenoteのCDDBサーバーと統合し、KCDBの日本語データを全てCDDBサーバーへ移行することも合わせて発表しました。
CDDBを開発、運営、提供するGracenote(http://www.gracenote.com)は、その世界最大の音楽データベースと高い技術力により、世界中のメディアプレイヤーメーカー、エンコーダー、家電メーカー、レコード会社から注目を集めています。特にその音楽認識技術は高い評価を得ており、現在既に、1000社以上のパートナーがGracenoteのデータベースと技術を利用しています。
一方エイムは、これまで組み込み系ファームウェアやダム制御システム、ビル管理システムなど幅広い分野でシステム開発、プログラム開発を手掛けてきたソフト開発会社ですが、日本語による音楽データベースであるKCDBを独自に開発・運営し、またKCDB対応のメディアプレイヤーを開発した実績を持っています。加えてメディアプレイヤーへの音声認識技術の付加などを可能にする「YOMI発音データベース」の権利も保有しています。
今回のGracenoteとエイムの業務提携は、Gracenoteの日本市場参入を受けたもので、この業務提携とそれに伴うCDDB/KCDBの統合により、日本のユーザーは、英語、日本語のふたつの言語を使って、世界最大の音楽データベースと世界最高の音楽認識技術を利用することが可能になります。またエイムの「YOMI発音データベース」によって、パーソナルコンピュータベースのメディアプレイヤーやカーナビゲーションシステム、各種情報家電などで、音声認識操作による音楽再生や音楽認識技術の利用が実現します。