ニュースプレスリリース

2008年11月18日
株式会社ユビキタス

ユビキタス社、USBメモリで
ファームウェアのアップデートを実現するUbiquitousConnect USB
"かんたん"ファームアップデートパック for V850を発売開始
~組込み総合技術展(ET2008)NECエレクトロニクスブースにてデモ展示~

株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:川内 雅彦、以下、ユビキタス社)は、USBメモリを挿すだけでマイコンのファームウェアのアップデーを可能とするソフトウェア・ソリューション「UbiquitousCONNECT USB “かんたん” ファームアップデートパック for V850」(以下、本ソリューション)を開発し、明日11月19日から提供を開始することを発表します。

従来、Flashマイコンに格納されたファームウェアのアップデートは、パソコンやデバッグ・エミュレーターの機器などをつなぎ、技術に詳しい専門のエンジニアが作業を行うことが必要でした。特に開発最終段階・製品出荷後においては非常に手間とコストを要するものでした。本ソリューションを用いることで、ユーザーは、あらかじめ製品を USBメモリ経由でのファームウェアアップデートに対応させておけば、開発最終段階や製品出荷後であっても、USBメモリを挿すだけの簡単な操作で、ターゲットとなる組込機器のファームウェアをアップデートすることが可能となります。

本ソリューションは、ユビキタス社の開発した、「小さく」「軽く」「速い」USBホストソリューションであるUbiquitousCONNECTをベースとして、NECエレクトロニクス株式会社(以下、「NECエレクトロニクス」)の発売するUSB機能内蔵32ビットAll FlashマイコンV850ES/Jx3-U向けにUSBメモリによるファームウェアのアップデートに特化して開発されており、以下の特徴を持ちます。

■ 本ソリューションの特徴
実装の容易性
アップデーター本体は、コードサイズ32Kバイト以下で、組み込む場合にユーザーアプリケーションに一切手を加えないでアップデート機能を組み込むことが可能

堅牢なシステム
+ ロバスト性
ファームアップデート中に電源遮断/RESET/USBメモリの取り外しが発生しても、再書き込みにより復帰させることが可能。起動後暴走するようなユーザーアプリであっても、再書き込みにより復帰させることが可能。

+ セキュリティIDチェック機能
書込み時にセキュリティIDをチェックすることで、不正なコードのアップデートを防止

拡張性
+ 暗号化対応
更にセキュアなものにする要求に対応できるよう、復号用フック関数を提供

+ プログレスバー
実装するハードウェアにあわせた形での、進捗率表示が可能なインターフェース

本ソリューションは、標準価格 29万8000円(消費税別・1万台までのロイヤルティを含む)で提供されます。

なお、本ソリューションは明日よりパシフィコ横浜にて開催される、組込み総合技術展 Embedded Technology 2008 (ET2008)のNECエレクトロニクスのブース(ブースNo. B-40)にて、デモ展示いたします。

株式会社ユビキタス(証券コード3858)について

ユビキタス社は、ユビキタス・ネットワークの夢を実現することを目指して創業されました。身の回りの様々な機器が、我々が意識することなくネットワークにつながって仕事をしてくれる、そんなユビキタス・ネットワークの実現には「小さく、軽く、速い」ネットワークのソフトウェアが不可欠です。ユビキタス社は世界最小、最軽量、最速のネットワーク・ソフトウェア開発を通じて、ユビキタス・ネットワークの実現に貢献します。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社ユビキタス
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル20F
TEL : 03-5908-3451 FAX: 03-5908-3452
URL : https://www.ubiquitous-ai.com
担当:半田