ニュースプレスリリース

2014年11月14日
株式会社ユビキタス

ユビキタス社、高速起動ソリューション 「Ubiquitous QuickBoot」のAndroid対応を強化 ~Android Pack 2.0(Androidスタティックモード・プラス)をルネサス R-Car M2に対応~

 株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐野 勝大、以下ユビキタス社)は、高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBootTM」(以下、QuickBoot)のAndroid向け追加パッケージの最新版Android Pack Release 2.0(以下、Android Pack 2.0)をルネサス エレクトロニクス社の車載向けSoCの第2世代R-Carシリーズ R-Car M2/Android 4.4.2に対応し、2015年1月下旬より提供を開始することを発表します。

 今回のR-Car M2/Android 4.4.2向けAndroid Pack 2.0でサポートされる「Androidスタティックモード・プラス」は、従来からサポートされているスタティックモードでの起動に加えて、運用中にAndroidアプリケーションのパッケージ単位でのインストール/アップデート/削除等に対応しており、「Androidモード」ではカバーできない、車載情報機器をはじめとする、さらなる高速起動が必要なAndroid搭載の組込み機器向けの起動モードをサポートします。

 なお、ユビキタス社は、2014年11月19日(水)~21日(金)にパシフィコ横浜にて開催される「Embedded Technology 2014 / 組込み総合技術展(ET2014)」のARM社パビリオンブース(F-44)に於いてQuickBoot for R-Car M2/Androidスタティックモード・プラス(参考出展)のデモ展示を予定しております。

関連デモンストレーション動画のご紹介

Android Static Mode+デモ

通常起動との比較デモ

Ubiquitous QuickBoot について

Ubiquitous QuickBootは、ユビキタス社が独自に開発したシステムの高速起動ソリューションです。従来のハイバネーション方式と異なり、アプリケーションサイズに関わらず、完全に電源が切断された状態からの高速起動が可能となります。機器を開発する方は、QuickBoot SDK を利用することで、自社の製品に高速起動対応することが可能となります。そのため、省電力での動作を実現し、さらに高速起動によって快適なユーザーエクスペリエンスを実現いたします。QuickBoot SDKは、ARM社が提供するARMコアシリーズ(ARM9、ARM11、Cortex-A5/A8/A9/A15 シングルコア/マルチコア)に対応しています。他のCPUアーキテクチャについては、個別対応とさせていただいています。

株式会社ユビキタス(証券コード3858)について

ユビキタス社は、2001年に創業 された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。 ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・ 暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術からIoT(Internet of Things)時代に向けたクラウドプラットフォームまで、多数のソフトウェアとサービスを提供しております。 他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。

投資家の皆様へ

本プレスリリースは、弊社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。弊社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。

本製品に関するお問い合わせ先

株式会社ユビキタス 事業本部 組込みソリューション事業部
TEL : 03-5908-3451
FAX : 03-5908-3452
URL : sales_info@ubiquitous-ai.com
担当 : 木村

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社ユビキタス マーケティング部
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル20F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/contact/others/
担当 : 豊田