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2015年03月23日
株式会社エーアイコーポレーション
自動車ECU向け検証ツール『Silver』&『TestWeaver』がバージョンアップ、ADASツール連携機能などを追加
この度、QTronic GmbH(ドイツ、ベルリン)の自動車ECU向け検証ツール『Silver』および『TestWeaver』がバージョンアップし、ver.3.2.0がリリースされました。Ver.3.2.0では、主に下記項目が強化されています。
『Silver』 ver.3.2.0
- チップシミュレーション
Hexファイルから「呼び出し関係」「信号フロー」を把握することが可能。 - Matlab/Simulink co-simulation機能
Simulinkモデルをコンパイルすることなく、Simulinkのco-simulationを実行。 - vECUタスクのMatlab/Simulinkによるバイパス
コンパイルされたvECUのタスクをSimulinkのモデルで置き換え可能。 - FMI2.0対応
FMI2.0でエクスポートされたFMUをインポート。 - Canvasウィジェット機能向上
Canvasウィジェットを直接クリック、ドラッグ。 - S-function、FMUの64ビット対応
64ビット版Windowsで64ビットのS-function,FMUを実行。
『TestWeaver』 ver.3.2.0
- ADASツール対応
Advanced Driving Assistance Systems向けシミュレーションツール「VDT」「CarMaker」「PreScan」との連携が可能。 - Report/Query エディタの改善
- ブラウザ内でReport/Query エディタを表示。
- シンタックスエラーを表示。
- undo/redo機能の追加。
- インスツルメントレポート
各シナリオにおいて、記録された各データの最大値、最小値を表示するレポート機能を追加。 - Pythonインスツルメント
これまでのステップ入力に加え、ランプ入力が可能。