ニューストピックス

2016年11月10日
株式会社ユビキタス

ユビキタス社、IoT向けソリューションへの対応を強化
~Embedded Technology 2016 (ET 2016) での
最先端テクノロジーによるコンセプトデモ展示のお知らせ~

当社は、2016年11月16日(水)から11月18日(金)にパシフィコ横浜にて開催される「Embedded Technology 2016 」に出展し、IoT関連の最先端テクノロジーによるコンセプトデモを実施いたします。今後、広く普及が期待されるIoT分野で必要とされるテクノロジーに対する取り組みのご紹介となります。「スマートハウス/エネルギー」、「車載ソリューション」のコンセプトで展示する各製品・ソリューションと共に、ユビキタス社の最新テクノロジーへの対応をご覧ください。


■ oneM2Mを活用したスマートホームソリューション [ ユビキタスブース:B-17 ]

 oneM2Mは、M2Mサービスの普及を実現するための標準化を目的とした技術規格です。さまざまなハードウェアおよびソフトウェアが、相互接続を実現することを目的として、M2Mアプリケーションサーバーとフィールド内のデバイスを接続するための仕様が定義されています。
 現在、世界のホームネットワーク通信規格に関しては、日本国内のスマートホーム規格としてECHONET Lite、世界標準規格として、Open Connectivity FoundationのOCF、AllSeen Allianceが提唱するAllJoyn、Thread Groupが提唱するThread、Appleが展開するHomeKitなど、さまざまな規格が混在する状況です。
 oneM2Mは、これらのホームネットワーク規格に対応した機器も含め、クラウドサービスと接続するための通信規格を標準化することで、M2Mサービスの普及を狙っています。現時点では、oneM2Mが日本市場でのM2Mサービス規格の標準として位置づけられる状況に至っておりませんが、ARIB(一般社団法人 電波産業会)や、TTC(一般社団法人情報通信技術委員会)など、日本の通信標準規格を制定する団体もoneM2Mの規格化にメンバーとして参画しており、注目される技術になります。

 今回、ユビキタス社はECHONET LiteとoneM2Mのゲートウェイ機器を展示します。ECHONET LiteデバイスをoneM2Mを通じてクラウドサービスと連携させるデモをご覧いただけます。今回のデモを通じて、ホームネットワークを含めたIoTサービスの企画・開発を担当されている方との情報交換を深め、今後、標準化が期待されるIoT / M2Mサービス規格に対応した製品開発に役立てたいと考えています。


■ Ubiquitous Network FrameworkとIBM社 Watson IoTとの連携 [ 日本アイ・ビー・エムブース:C-04 ※11/16のみ]

 日本アイ・ビー・エムブースのWatson IoTエコシステム・パートナーエリアで、IBM Watson IoTエコシステム・パートナーとしての取り組みに関するデモを展示します。
 ユビキタス社は、エッジデバイスのネットワーク対応を迅速に進めるための Ubiquitous Network Framework を通じてIoT機器をIBM Watson IoT Platform と連携するためのソリューションを開発しています。

 今回の展示では、Watson IoTを活用する機器・端末を開発するためのエッジデバイスソリューションとしてWatson IoTに対応したスマートスイッチとスマートライトをデバイス間で認証し、セットアップを行うデモと、Watson IoTを連携させたスマートフォン用アプリケーションからスマートライトをリモートで操作するデモを紹介します。


■ ARM社の ARMv8-Mアーキテクチャーを活用したデバイスセキュリティ(セキュアなデバイスの実現) [ アームブース:C-49 ]

 ARM社のMCU向け最新アーキテクチャーであるARMv8-Mは、IoTデバイス向けのMCUとして、セキュリティ機能が強化されています。同アーキテクチャーを採用するMCUでは、セキュリティ機能として「TrustZone」が搭載され、セキュアな処理(電子署名、機器認証、ハッシュ関数などの秘匿通信に必要な暗号化・複号処理等)をトラストエリアで行うことが可能となりました。弊社のセキュリティソリューション「Ubiquitous Securus」は、いち早くARMv8-Mアーキテクチャーに対応し、ARMv8-Mを採用するMCU/CPU上での耐タンパ処理を行うセキュアなアプリケーション開発を可能にします。

 例えば、セキュリティソリューション「Ubiquitous Securus」を使用することで、Apple社の提唱するホームネットワーク規格のひとつである、「HomeKit」に対応した機器のペアリング処理をトラストエリアで行い、秘匿データ(セットアップコードやペアリング機器の情報)の安全な管理を可能にします。「HomeKit」は北米を中心に対応製品が発売されています。「HomeKit」では、電子錠のような物理的なセキュリティを要求される領域もカバーされているため、機器開発においては高いセキュリティが要求されることが予想されます。また「HomeKit」に限らず、デバイスでのセキュリティを確保するための仕様は、機器を開発するメーカーの実装に依存する場合が多いため、「Ubiquitous Securus」はセキュリティ製品を新たに開発されるメーカーへ強力なセキュリティソリューションとして提供していきます。

 今回はARMv8-Mエコシステムパートナーとして同社のブースで、FPGA上のARMv8-M環境に「HomeKit」機能を実装し、iOSデバイスから「HomeKit」アプリケーションを使ったデバイスの操作やペアリング情報に不正な方法でアクセスがあったことを検出するデモを展示します。


■ 「Ubiquitous TPM Secure Boot」と「Microsoft Windows 10 IoT」によるセキュアデバイスプラットフォーム [ ユビキタスブース:B-17 ]

 POSやATMなど、さまざまなIoT対応高機能組込み機器で採用が進む「Microsoft Windows 10 IoT」 OS向けに、デバイスの不正改ざんを防止する「Ubiquitous TPM Secure Boot」のデモ展示を行います。「Ubiquitous TPM Secure Boot」は、改ざん検知の対象ファイルを選択することができ、高速な改ざん検知とシステム起動が可能です。また、改ざん検知はシステム起動時だけではなく起動後の実行も可能で、改ざん検知対象のアプリケーションやデータの改ざんを常に検知すると共に、改ざん検知後の復元機能も提供します。さらに「BitLocker」と組み合わせることでさらに堅牢な改ざん防止を実現することも可能です。

 「Microsoft Azure IoT」と連携する「Windows 10 IoT」デバイス開発のセキュリティ対策として、ユニークな不正改ざん検知・復元機能を提供する「Ubiquitous TPM Secure Boot」のデモを体験いただけます。


■ HD-PLC(高速電力線通信)対応HEMS/IoTゲートウェイコンセプト [ ユビキタスブース:B-17 ]

 電力線を活用したIP通信方式であるHD-PLC(高速電力線通信)の機能を搭載した、HEMS / IoTゲートウェイのコンセプト展示を行います。
 HD-PLCは、IoTやHEMSの普及において、既存の電力線を、インターネットに接続するための通信インフラとして活用可能な技術です。多くのHEMS / 家電機器はコンセントに接続していることから、電力線を活用することで非常に安価、かつ、セキュリティを意識したネットワークを確実に実現する事ができるため、HEMS / 家電機器に適した通信方式と考えられます。
 また、ビルや設備においても、無線LAN設備の設置やLANケーブルの敷設が不要となり、コンクリートや鉄の扉など、無線通信やケーブル敷設が難しい場所でも電力線(コンセント)があればネットワーク接続が可能です。まさにIoTを実現するための最適な通信方式の一つです。

 今回は、加賀電子と共同開発した高機能HEMSゲートウェイに、ミツミ電機の協力により、同社製HD-PLC通信モジュールを搭載した展示を行います。HEMSやIoTのゲートウェイとして、HD-PLCに対応した機器と接続、クラウド連携により、各機器の見える化や設備の統合管理を実現します。


■ 次世代コネクティッドカープラットフォームへのセキュアな高速起動ソリューションデモ [ ユビキタスブース:B-17 ]

 車載情報機器での採用が進む「Ubiquitous QuickBoot」が自動運転時代の次世代コネクティッドカー向けの最新SoCプラットフォームである「ルネサス エレクトロニクス社製 R-Car Gen3」で提供されるSecureBoot機能に対応し、IoT時代のコネクティッドカーの実現に向け、セキュアかつ高速に起動するソリューションを開発しました。
 「R-Car Gen3」が提供する耐タンパ領域上で、システム起動に必要なOSのシステム領域の改ざんの有無などのチェックを行うSecureBootを実行しつつ、高速起動を行うセキュアな「QuickBoot」を実現しました。今回の展示会では実際の動作デモをご覧いただけます。


■ Wi-SUN拡張版HAN対応コンセプト [ ユビキタスブース:B-17 ]

 Wi-SUN HAN規格が拡張され、マルチホップ(Relay)および省電力(Sleep)機能が追加されます。従来のHAN規格では遮へい物などにより電波が届かなかったエリアにもRelay機能を使用することで電波の到達性を確保し、デバイスをより自由に設置できるようになります。また省電力機能を使用することで、電池駆動で動作するデバイスもWi-SUN対応が可能となり、設置における自由度の向上と合わせてIoT分野での活用がますます進展することが期待されています。

 今回は、Wi-SUN 拡張版HAN規格の認証開始に先駆けて拡張版HANに対応したRelay機能を使用したコンセプトデモを展示します。今後もHEMS、IoT分野での広がりが期待されるWi-SUN HAN機能をいち早く、体験してください。


ユビキタス社は創業以来、組込み機器がネットワーク機能を実現するためのネットワークプロトコル・セキュリティプロトコル開発を行って参りました。これまでの技術蓄積を活かし、IoT分野における最先端のネットワーク・セキュリティ技術にいち早く対応し、市場投入することに取り組んで参ります。

※ 本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

投資家の皆様へ

本プレスリリースは、ユビキタス社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。

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