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2019年08月21日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション

組込み向けハイパーバイザー「TOPPERS-Pro SafeG64」の販売を開始 ~「TOPPERS-Pro SafeG」がArm 64ビットアーキテクチャ Armv8-A(AArch64)に対応~

ユビキタスAIコーポレーションは、NPO法人TOPPERSプロジェクトが開発したオープンソースソフトウェア「SaefG64」をベースにした、商用の組込み向けハイパーバイザー「TOPPERS-Pro SafeG64」を開発し、販売を開始しましたのでお知らせいたします。

SafeG64を使用することにより、64ビットのArm プロセッサ上で、LinuxやAndroidなどの汎用 OS と TOPPERS OSをはじめとするRTOS を同時に実行できるようになります。

SafeGとは、Armプロセッサの持つTrustZoneセキュリティ拡張機能を利用し、同一ハードウェアプラットフォーム上で汎用OSとRTOSを分離し、汎用OSがRTOSに影響を与えることなく、安全に同時実行させることができる技術です。

これまで、このSafeG技術はArm 32ビットアーキテクチャのみの対応でしたが、新たに64ビットアーキテクチャであるArmv8-A(AArch64)にも対応しました。これにより、さらなるハイパフォーマンスが求められるシステムでも、LinuxやAndroidとRTOSが安全に動作可能になりました。