オンデバイスネットワーク機器管理用ソフトウェア「ConfD」アップデート～最新バージョン7.4でYANG-Pushに対応～

オンデバイスネットワーク機器管理用ソフトウェア 「ConfD」がアップデートされ、機能が強化されました。

今回のアップデートによる主な変更点は、以下のとおりです。

YANG-Pushに対応

YANG-Pushの名称で知られるRFC8641 "Subscription to YANG Notifications for Datastore Updates" に対応^※1しました。

• 受信者認証
• データストアの定期的なサブスクリプション(selection-filter-ref, dscp, weighting, dependencyを除く)
• データストアのオンチェンジなサブスクリプション(オペレーショナルデータ, selection-filter-ref, dscp, weighting, dependencyを除く)
• サブスクリプションの監視(subscription-id, stream, encoding, receiver, stop-time, datastore-xpath-filterが対象)

※1 RFC8641に規定される主な項目のうち、以下については現在未対応です。
・設定済みのサブスクリプションの変更
・メモリやCPUなどのリソース枯渇によるサブスクリプションの停止/再開
・サポートされていないRFC準拠のエラー
・オペレーショナルデータストアに対するサブスクリプションの変更

NMDA (Network Management Datastore Architecture)の強化

NETCONF および RESTCONF において、それぞれ RFC8526 および RFC8527 で定義される'origin'機能に準拠しました。

ConfDの紹介