社会環境とビジネスモデルの変化に寄り添うツールとは ―SDGs目標「つくる責任、つかう責任」に向き合うためにソフトウェアでできること―

社会環境とビジネスモデルの変化、この二つの変化への対応を両立して行うことは可能でしょうか。今回はIT機器業界における社会環境としての「SDGs」、ビジネスモデルの変化としての「PCaaS」という二つの変化に、ハードウェア診断ツール「PC-Check UEFI 」がどのように貢献していこうとしているかをご紹介します。

SDGsとビジネスモデルの変化にどのように関わっていくのか

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標である「持続可能な開発目標」、通称SDGsには、17つのゴールと169のターゲットが存在します。

17の目標のうち、1番目の「貧困をなくす」や、5番目の「ジェンダー平等」などはすべての企業に共通する目標です。その中でも、IT機器に関わる会社が注目すべきは12番目のゴール「つくる責任・つかう責任」ではないでしょうか。

半導体不足で一部の部品が供給されずにIT機器の流通が滞ったように、複数のデバイスから構成されるIT機器は、構成するほとんどのデバイスが正常でも、一つの部品の故障で使えなくなってしまうことがあります。このため、希少金属が多く利用されるデバイス類は、できるだけ長期かつ持続的に使用できることが社会的に求められるようになってきています。

一方、ビジネス面では、製品販売からサービス販売へとビジネスモデルが変化していくに伴って、PCaaS(PC as a Service)といった言葉も生まれています。
ハードウェア自体をサービスとして提供するこの考え方による市場規模は、世界的市場規模で2027年までに2022年から8倍に拡大するとも言われています。PCaaS の拡大することで、IT機器を長く利用するために部品を交換しやすくすることや、高付加価値を持ったIT機器を効率よく循環させることなどが求められてきます。

これらのことから、社会面、ビジネス面のどちらからもIT機器を修理しながら長く利用することに向き合うことが必要になりつつあります。

IT機器を長く使用するためのハードウェア診断

「Pc-Check UEFI」というハードウェア診断ツールは、まさにIT機器を長く使うことに向き合う世の中に適したツールであるといえます。

「Pc-Check UEFI」は、USBデバイス形式で提供されるので、USBポートに挿入するだけで使用可能です。
デバイスに使用されている何種類ものハードウェアの状態を同時に確認し、何らかの問題が生じていた場合には、原因となるハードウェアを特定できます。
ネイティブUEFIで実装し、UEFI準拠のドライバを使用しているため、OS・機器製造ベンダーに依存せず同じように診断させることが可能です。
10種類以上の診断対象と50以上の診断項目を持つPC-Check UEFIでは、多岐にわたる診断を行えます。

「Pc-Check UEFI」を利用することで、不調となった原因部品のみの交換が可能となるので、同じIT機器を長く使用することができるようになります。

Pc-Check UEFI 運用イメージ

手間をかけずに社会環境とビジネスモデルの変化に対応できるハードウェア診断ツール、PC-Check UEFIを活用してみてはいかがでしょうか。

Pc-Check UEFIは無償評価版もご用意しております。まずは以下リンクよりお問い合わせください。

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Pc-Check UEFI 主な製品仕様

起動メディアUSB メモリ、カスタマイズにより UEFI BIOS への組込みも可能
動作環境x86アーキテクチャ上の UEFI ファームウェア
OS不要、別途 Windows 版を提供可能
付属品シリアルループバックプラグ、オーディオテストプラグ、ネットワークテストプラグ、CD-ROM テストディスク、DVD テストディスク

製品情報

UEFI準拠ハードウェア診断ツール

Pc-Check® UEFI

OS非依存、高速、信頼性の高いハードウェア異常診断
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