ASE2000に関するお問い合わせ
SCADAプロトコル通信テストツール ASE2000 70種類以上のSCADAプロトコルを解析、テスト、シミュレーションが可能

ASE2000は、Applied Systems Engineering社(ASE社)が開発したプロトコル通信テストツールです。
70種類以上のSCADAプロトコルを解析、テスト、シミュレーションすることができます。

『ASE2000』の主な特長
- ホスト、リモート シミュレーションに対応 (モニタリング機能付き)
- メッセージ表記(英語と Raw Data)
- 各プロトコルのタスク ファンクションに対応(時刻同期、ファイル転送等)
- 各システムイベントのログ出力(アラーム、通信エラー等)
- テストに合わせた通信エラー条件設定機能
- プロトコル通信のデータ保存機能
- 100種類以上のプロトコルに対応(主なプロトコル:DNP3、IEC 60870-5-101, 103, 104, Conitel 2020, 2025, 300, 3000、CDC Types 1, Types 2、RP570、Harris 5000/6000、Telegyr 8979、Modbus、Spa Bus)
- オプションでCOMポート接続用のハードウェア製品も提供可能
IEC61850用テストツール ASE61850
ASE61850は、Applied Systems Engineering社が開発した、IEC61850用のプロトコル通信テストツールです。
本ツールを使用することで、IEC61850環境にある機器検索や接続したい機器へのアクセスが可能になり、また、GOOSEメッセージやレポート等も表示されます。
【ASE61850のUIイメージ】 ※ASE2000と類似しています。

『ASE61850』の主な特長
IEC61850は、変電所やオートメーション等で多く使用される一国際標準規格です。
ASE61850を使用することで、面倒なIEC61580の機器接続を容易にします。
- 自動スキャンによるNetwork Discovery機能でのIEC61850機器の検出
- 機器の固有IPアドレス指定による、機器検出機能
- 機器のコンフィグレーション設定情報を自動取得
- タグ名による、機器のノード選択
- 選択済みノードのリスト表示(モニタリング用)
- 各ノードの値とステータス変更機能
- GOOSE メッセージ
- レポート
- 時間指定スキャン
- コンフィグレーション情報の保存と読込機能
その他ASE製品ラインアップ
SAM [Substation Alarm Manager] ![]() | SAMは、変電所内の警告情報や現状の状態を表示します。ASEでは、幅広くさまざまなプロトコルに対応しており、ASE提供のプロトコルライブラリを使用することで、SAMはさまざまなRTU/IED機器の情報を収集することが可能です。 |
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SPT Protocol Translator ![]() | SPT-PCは、Windows PC上で動作するプロトコル変換のWindowsアプリケーションです。 SPT-PCは、同時接続(シリアル通信 32チャンネル、ネットワーク通信48)に対応しており、Masterとして利用可能です。 |
Applied Systems Engineering社について
Applied Systems Engineering社は、プロトコル変換および RTU、DCUに注力している米国の会社ですが、2015年1月にインド Kalkitech社に買収されました。
関連製品
- OEM向けプロトコルゲートウェイ「SYNC OEM」
- DLMS/COSEMプロトコルスタック「SYNC500: DLMS/COSEM Server & Client Library」
- DLMSテストツール「Meter Explorer」