OPC UAデータ管理プラットフォーム Matrikon® FLEX Dispatch™ IIoTをシームレス化する統合開発環境

産業分野においても現場のデータを収集し、経営と密に融合した製造現場の効率化や最適化を目指す IIoT(Industrial Internet of Things)化の動きが進んできました。

伝統的に、工場などの現場で使用される OT(Operational Technology: 運用技術) では、数十年稼働しているレガシーの機器や IoT 化された最新機器が混在して稼働し、また収集できるデータも各機器によって異なり、さまざまなプロトコルのデータが混在しています。企業としての戦略立案のため、現場データを収集し可視化できるようにしたい IT 側と融合させるには、混在するさまざまなデータのスマートな管理、データの適切な解釈、セキュリティなどの課題を解決する必要があります。

Matrikon® FLEX Dispatch™ は、OPC UA に基づいたデータのアグリゲーション、データマッピング、リッチなコンテクストを付加できるデータモデリング、ファイアウォール越しのセキュアな双方向 OPC UA 通信までをすべて実現するプラットフォームです。IT と OT の融合を図る際に発生する課題の解決に役立ちます。

現場で使用されている Windows や Linux ベースの機能が制限されたデバイスでも、何千というデータソースおよび何百万というアイテムを扱えるように最適化されており、OT のデータを、分かりやすく、セキュアにIT側に可視化して展開可能になります。今日の IIoT 化に不可欠な”データテクノロジー”ツールです。

Matrikon Dispatch は、IT 側におけるセキュリティなどのルールに準拠しながら、OT 側の現場やフィールドシステム間において、ますます複雑化するデータ管理を総合的に扱います。本来の目的であるデータ活用に集中し、全社的なデータコネクティビティの課題に対処することを目的にシンプルに作られています。

これまでの課題: これまでの IT/OT におけるその場限りの対応では、現場の限られたデータ接続にしか対処できないという課題がありました。また、スポットで構築したインフラは、管理が複雑になるというメンテナンス上の課題もありました。さらにこれらの対応を行うには、コストも大きな問題となります。そのため、全社規模でデータを共有するために既存の対応策をそのまま使用するのは現実的ではありませんでした。

Matrikon Dispatch がもたらす変化: Matrikon Dispatch は、現場のデータへのアクセスを、全社でオープンに実現できるよう考案されたデータの相互運用プラットフォームで、以下のような特長があります。

主な特長

FireBridge

ファイアウォール越しの双方向のセキュアな OPC UA 通信を実現し、稼働・設定データの共有が可能。ファイアウォール外側からのリモートコンフィギュレーションにも使用可能。

データマッピング

どのデータをどこへ送るかというマッピングも Dispatch で対応可能。複数のデータ源から複数の送信先へ送るといった設定も可能。

ゲートウェイ機能(アグリゲーション)

Matrikon Dispatch は、大量のデバイスやデータアイテムをアグリゲート可能、上位からの接続やリクエストによる現場のシステム圧迫を回避

情報モデリング(コンテクストの付加)

20年以上使用している機器であるか最新の OPC UA 対応機器であるかに関わらず、Matrikon Dispatch を使うことで、追加のプロパティを定義してデータ源と関連付けることが可能。デバイスから収集するデータに付加価値を付与。

エクステンシビリティ

絶えず変化し続けるビジネス上のニーズや OT/IT 技術に対応すべく、Matrikon Dispatch は既存システムと新しい技術を融合し、資産のROI最大化と最新技術の享受を同時にサポート。

粒度の細かいセキュリティ

最大現の有用性を実現する共通ユーザーインターフェイス

技術サポート体制

専任の担当者による技術サポートを提供します。

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