オートモーティブ・車載機器のセキュリティ向上

多種多様なデバイスが相互に接続することで、個人情報や秘密鍵など秘匿性の高い情報の取扱い、改ざんやなりすましの防御、あるいはデジタルコンテンツの著作権保護など、小型デバイスでもさまざな点でセキュリティの重要性が急速に高まっています。 組込み機器向けソフトウェアで長年の経験と実績を持つユビキタスAIコーポレーションは、組込みセキュリティのリーディングカンパニーとしてSDK・ミドルウェア製品を含めたトータルソリューションを提供し、各種市場の実製品でご利用いただいています。

車載エンターテインメント

昨今の自動車のエンターテインメント装置は、Wi-FiやMOST・ETHERNETなどの車載ネットワークを介して複数機器を接続して構成されるケースが増えています。加えてスマートフォンやモバイル機器からのコンテンツを車載ディスプレイにストリーミング再生する機能も現れてきました。また音楽CDをリッピングし、SDカードなどのストレージに保存・再生する機能などもあります。著作権保護が必要なデジタルコンテンツをこのような機器間で有線・無線配信、あるいはストレージに保存する場合、コンテンツを不正な盗難から保護する対策が必須となります。


ユビキタスAIコーポレーションでは、耐タンパ性の高い鍵管理機能・秘密情報を安全に管理するセキュアストレージ機能・ハードウェア/ソフトウェアでの暗復号処理やハッシュ計算処理などのセキュリティ基本機能に加え、DTCPやHDCPなどの業界団体規定のDRM規約を実現するためのミドルウェア製品を提供しています。HDMIでの利用はもちろん、Wi-FiやMOST・Ethernetなどの車載LAN経由やモバイル機器とのMiracastの連携など、ワンストップで状況に応じて適切なDRMをご提案することが可能です。お客様の実現したい課題に合わせて、適切なDRM対策をご提案します。


Ubiquitous DTCP
Ubiquitous HDCP
Ubiquitous Miracast
Mirroring SDK

暗復号・署名・セキュアデータ管理

コネクテッドカーにおいては、外部との通信はもちろん、各種モバイル機器との連携や、車載LAN経由でのECU間通信などセキュリティの重要性はますます高まっています。デバイス認証、メッセージ認証、秘匿通信、セキュアブート、OTAなどはいずれも耐タンパ性の高い秘匿鍵管理とそれにひもづく暗復号処理やハッシュ値計算が必要となります。各種ハードウェア構成やソフトウェア構成に応じてユビキタスAIコーポレーションのセキュリティ製品と技術、関連企業のネットワークを通じてワンストップでのソリューションをご提案します。

Ubiquitous Securus

セキュリティ技術は現在急速に研究・開発が進んでいる分野で、ソフトウェア的なアルゴリズムはもちろん、耐タンパ性のためのハードウェア技術も発展しており、複雑で専門の知識が必要です。お客様のアプリケーションは、ユビキタスAIコーポレーションが提供するライブラリを利用することで、複雑で専門の知識が必要な各種セキュリティアーキテクチャを気にすることなく、高度なセキュリティ技術を平易なAPIで実装できます。
また、車載IVI用のSoC・Linuxの組み合わせはもちろん、車載オーディオ機器向け廉価SoCや各種暗号エンジンに対応可能です。実現可能なセキュリティのレベルはハードウェア構成により異なりますが、アプリケーションレベルでは、ユビキタス提供ライブラリによる互換APIを利用できます。
専用ハードウェアの能力を生かしつつも、一方でほとんどのものをソフトウェア実装でも用意しております。このため、廉価なSoCでも各種セキュリティ機能が実現可能であると同時に、上位のSoCでもOEMからの要求仕様に柔軟に対応できます。

ARM® TrustZone® の活用

ARM® TrustZone®は、ARM Cortex-AシリーズとCortex-Mシリーズを使ったSoCにビルトイン可能なハードウェアセキュリティ技術です。当社のセキュリティ製品は、これらのSoCにおいてTrustZone® を有効に活用し、強固なセキュリティを実現します。汎用的な暗復号処理、秘匿情報管理、HDCP/DTCPなどのDRMなど、秘密鍵を使った処理を Secure OS内で実施します。Linux側から生鍵にはアクセスすることはできませんので、システムがハッキングされた場合でも大切な秘密鍵が守れます。

また、TrustZone® を有効に活用するためには、セキュアOSで動作する適切なサービスの開発が重要となりますが、Linuxのアプリケーション開発とは異なる専門の知識が必要です。ユビキタスAIコーポレーションでは長年の組込みセキュリティと各種DRMの経験に加え、初期からTrustZone®/OP-TEEを活用した Trust Application の開発を行っております。お客様のニーズに合わせて、製品化されたコンポーネントや、カスタムソフトウェアの開発をご提供します。

Ubiquitous Securus

TPM

Ubiquitous TPM Security TCG Software Stack 2.0 は TPM2.0用ソフトウェアスタックであるTSS(TCG Software Stack)仕様バージョン2.0に準拠したミドルウェアで、TCG規格対応のTPMチップであればベンダを問わずご利用いただけます。このミドルウェアを利用することで、TPMの機能をアプリケーションから使用できます。TPM 2.0からは、従来のPC(Windows 10 PCはTPM 2.0搭載が必須)向けに加え、今後IoT対応が進みクラウドやネットワーク接続が前提となる組込み機器や車載関連のプロファイルも検討されているので、これらを用途とするお客様もTPMが活用できるようになります

Ubiquitous TPM Security

V2Xセキュリティ

同OnBoard Security社Aerolink は、車両間(Vehicle-to-Vehicle、V2V)および車両-インフラ間(Vehicle-to-Infrastructure)通信用のセキュリティ規格である、IEEE1609.2に準拠したミドルウェア製品です。ソフトウェアとハードウェアを統合し、V2Xのセキュリティとパフォーマンスを最適な組み合わせで実現します。Aerolinkは、商用としてV2X機能を初搭載した2017年のCadillac CTSモデルに採用されています。また、ルネサス エレクトロニクス社では、R-Car V2Xリファレンスデザインに早くからAerolinkをご採用くださり、米国ミシガン州のV2X実証実験、Safety Pilotプロジェクトに採用されています。OnBoard Security社のチーフ・サイエンティスト、William Whyte氏は、長らく、IEEE 1609.2(米国の自動車用セキュリティおよびプライバシー要求仕様)のテクニカル・エディタを務めています。また、セキュリティ証明書管理システム(SCMS)や公開鍵基盤(PKI)において豊富な経験があり、V2X導入を手がけるプロバイダに向けたコンサルティングサービスの実績もあります。

Aerolink

ドライバーモニタリングシステム

ユビキタスAIコーポレーションが国内販売代理店となるイスラエル Jungo Connectivity社CoDriverは、画期的なドライバーモニタリングシステムです。最先端のディープラーニング、機械学習、コンピュータビジョンアルゴリズムを利用して、リアルタイムでドライバーの状況を高精度に検知します。

ADAS (Advanced Driver Assistant Systems) 向けソリューション

自動車メーカーは、CoDriverにより提供されるドライバーの顔の向きや視線・目の動きやまばたき・口元の状況などの情報を参照することで、より安全な自動車をつくることができます。さらには来たる自動運転へ向けて、レベル3自動運転ではドライバーが運転を替われる状態かどうかの判断材料として、またレベル4以降では乗員の快適性や自動車内全般の有益な情報を検知できます。

業務車両向けソリューション

CoDriverは、バス・タクシー・トラックなどの業務用運転管理でも、リーズナブルで現実的なソリューションを提供します。ビデオカメラからの画像をソフトウェアのみで処理するCoDriverは、簡易な装置のみで、ドライバーのわき見・注意散漫や眠気等を検知し、ドライバーや運行会社に通知するシステムを構築できます。CoDriver SDK を用いることで、最先端の技術を使った高度なドライバーモニタリングシステムが短期間で実現可能になります。

CoDriverの特長

  • 最先端のディープラーニング、機械学習、コンピュータビジョンアルゴリズムを利用。ビデオストリームをソフトウェアのみで解析し、高精度のドライバー状況を検知します。
  • 既成のCoDriver SDKを利用することで、Windows、AndroidまたはLinux上で、実験・検証や、実アプリケーションの開発をすぐに始めることができます。 (Intel, Qualcomm, nVidia他CPUをサポート)
  • CoDriverは、眠気・わき見のようなアプリケーションとしてすぐに利用可能な上位レベルの状態検知のほか、ドライバーの視線・まぶたの状況・顔の位置向きなど、様々な用途のアプリケーションの材料として利用する下位レベルの情報を提供します。特にADASでのご利用では、CoDriverによる下位レベルのドライバー情報とカメラ以外の情報を組み合わせることで、より総合的な状況判断が可能になります。

CoDriver

下位レベル情報上位レベル情報
■ 顔の位置と向き・視線の検知 ■ わき見の検知
■ まぶた・口元の状況の検知 ■ 眠気の検知
■ ドライバー認識 ■ 電話利用の検知
■ 乗車人数特定
■ Point of Interest
  • CoDriverはCES2017 Vehicle Intelligence部門においてイノベーションアワードを受賞しました。

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