ニュースプレスリリース

2009年10月27日
株式会社ユビキタス

ユビキタス社、新製品「DeviceSQL DataSync」を発売
組込データベースDeviceSQLのデータ連携範囲を拡大

株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:川内 雅彦、以下ユビキタス社)は、新製品「DeviceSQL DataSync (デバイスエスキューエル データシンク)」の発売と、組込みデータベースの最新版「Ubiquitous DeviceSQL Release 4.2 (以下DeviceSQL4.2)」 の提供開始を発表いたします。両製品は、10月27日より発売いたします。

新製品「DeviceSQL DataSync」は、エンタープライズ系RDBMS (Relational DataBase Management System :リレーショナル データベース管理システム) とDeviceSQL間でのデータ同期機能をサポートし、 エンタープライズ系アプリケーションと組込み機器間のデータ連携の効率化を促進します。

たとえば、企業内データベースを介した業務アプリケーションと遠隔地に設置されているDeviceSQL搭 載の自動販売機との販売実績、在庫、釣り銭データ等の連携。企業内データベースとDeviceSQL搭載の業務用端末間での受発注、在庫データの連携。さ らに企業内データベースで管理している取引先FAX番号をDeviceSQL搭載の複合機で活用するなど、その適用範囲は多岐に亘ります。

DataSync

DeviceSQLは、組込み機器向けに特化し、データベース機能とデータ処理機能を提供する製品で、世界最小クラスの データベースエンジン(最小メモリフットプリント24KB)に加え、組込みシステムに最適化したデータ管理機能を実現するフレームワークを提供していま す。

今回の最新版DeviceSQL4.2は、2009年5月にDeviceSQL4.1を発表して以来のアップデートとなります。

「DeviceSQL DataSync」と「DeviceSQL4.2」の主な内容は下記のとおりです。

● DeviceSQL DataSync
DeviceSQL4.2 のオプション製品として提供される「DeviceSQL DataSync」は、TCP/IPネットワークを介して、エンタープライズ系RDBMSとDeviceSQL間でのデータ同期機能をサポートします。企 業内データの組込み機器での活用や組込み機器のデータを企業内データへ反映させることなどが容易に行えるようになり、より幅広いアプリケーションで DeviceSQLをご活用いただけるようになります。エンタープライズ系RDBMSとしては、まず、Oracleデータベースをサポートし、順次、他の RDBMSをサポートしていく予定です。

● DeviceSQL4.2の強化機能
・データベース機能として重要な検索、ソート等の基本性能の向上。
・DeviceSQLコンパイラのコンパイル時間の短縮。
・SELECT文におけるLIMIT/OFFSET句を追加サポートし、問い合わせの実行で生成された行の一部のみを取り出すことが可能。

● 提供時期・方法
・両製品とも本日 (10月27日) より提供を開始します。
・既存バージョンをご利用中で、メンテナンス契約を結んでいるお客様には、DeviceSQL4.2を無償で提供。
・DeviceSQL DataSyncは、DeviceSQL4.2とは別に、オプション製品 (別売り)として販売。
製品あるいは購入についてのお問い合わせは、ユビキタス社もしくは、ユビキタス社の販売代理店までお願いします。

なお、2009年11月18日(水)よりパシフィコ横浜で開催されるEmbedded Technology 2009 ユビキタス ブース(ブース番号:D-61)にてDeviceSQL4.2を使用したデモを行います。

■ 株式会社ユビキタス 代表取締役社長 川内 雅彦のコメント
「これまで、DeviceSQLによるデータ管理の範囲は組込み機器単体あるいは、ネットワーク接続された DeviceSQL搭載の複数の組込み機器でした。今回リリースしたDeviceSQL4.2 + DevcieSQL DataSyncでは、Oracleデータベース等、エンタープライズ系のRDBMSとのデータ同期がサポートされ、適用範囲がますます拡大しました。今 後は、サポートするRDBMSのラインアップを充実させていくと共に、DeviceSQL自体をさらに機能強化して、お客様の製品開発を支援していきたい と考えています。」

※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

Ubiquitous DeviceSQL について

DeviceSQL は、DeviceSQL プログラミング言語(PL/SQL準拠)、DeviceSQLコンパイラ、SQLProbeデータベース操作ツール、サンプルアプリケーションが同梱されているDeviceSQL SDKおよびパフォーマンスをチューニングしたサービスライブラリで構成され、実質的にすべてのターゲットOS、CPUに対応できます。そして、一般に普及しているほとんどの開発環境やツールに組込み可能で、既存のデバイスソフトウェア・アプリケーションと簡単に統合できます。すでに日本国内で携帯電話、IPセットトップボックス、カーオーディオ、液晶プロジェクタを始めとする各種機器で採用され、組込み製品として出荷されています。

株式会社ユビキタス(証券コード3858)について

ユビキタス社は、ユビキタス・ネットワークの夢を実現することを目指して創業されました。身の回りの様々な機器が、我々が意識することなくネットワークにつながって仕事をしてくれる、そんなユビキタス・ネットワークの実現には「小さく、軽く、速い」ネットワークのソフトウェアが不可欠です。ユビキタス社は世界最小、最軽量、最速のネットワーク・ソフトウェア開発を通じて、ユビキタス・ネットワークの実現に貢献します。

Ubiquitous DeviceSQL について

株式会社ユビキタス
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル20F
TEL : 03-5908-3451 FAX: 03-5908-3452
E-mail : webinfo@ubiquitous-ai.com

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社ユビキタス
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URL : https://www.ubiquitous-ai.com/contact/others/
担当:半田、豊田

株式会社ユビキタスPRデスク (株式会社アクティオ内)
TEL:03-5771-6426 E-mail: ubiquitous-pr@actioinc.jp
担当:中村、大蒲