ニュースプレスリリース

2009年11月16日
株式会社ユビキタス

株式会社アルティマ

アルティマ と ユビキタス社、
FPGA上でOSの無い環境におけるTCP/IP通信に成功
~ 実測値で30Mbps以上の高パフォーマンスを達成
Embedded Technology 2009 アルティマ・ブース(小間番号B-34) にて展示実演~

株式会社アルティマ(神奈川県横浜市港北区新横浜 1-5-5 代表取締役社長:荒井 文彦、以下アルティマ)、株式会社ユビキタス(東京都新宿区、代表取締役社長:川内 雅彦、以下 ユビキタス社)はこのたびFPGA上でOSの無い環境におけるTCP/IP通信の開発に共同で取り組み、アルテラ社FPGAを搭載したアルティマのプラットフォームボード上で、ユビキタス社のUbiquitous Network FrameworkによるTCP/IP通信の実証に成功しました。

通信ネットワークの発達により、ネットワーク通信が使用されていなかったアプリケーションの分野においてもTCP/IP 通信の需要が増してきています。今回のソリューションは、お客様にとってFPGA によるTCP/IP 通信導入を容易にし、次のようなメリットをもたらします。

(1) MRAMのみで動作する事ができ、ハードウェアのコスト削減が可能
(2) アルテラ社のHALに対応しており、ハードウェア構成が変更されても再コンパイルのみで対応が可能であり、開発スピードが加速
(3) 従来のTCP/IPスタックに比べ速い通信速度を達成可能

今回、ユビキタス社とアルティマは共同で、ユビキタス社の組込み機器向けネットワークソフトウェア「Ubiquitous Network Framework(TCP/IP プロトコルスタックを含む)」をアルテラ社Nios® IIアーキテクチャ上に移植し、アルティマが開発したCyclone® IIIベースボード(アルテラ社Cyclone III FPGA 搭載)に実装しました。
Ubiquitous Network Frameworkはコードサイズ、必要な実行メモリが非常に小さく、更に別途OSを組み込むことなくNios IIの標準ソフトウェア環境下でTCP/IP通信が動作します。これにより、従来必要とされていたメモリサイズよりはるかに小さなサイズでTCP/IP通信を動作させることが可能であり、今回、プログラム格納メモリ(ROM)やDRAM を用いることなく、Cyclone III ベースボードに搭載されている米国エバースピン テクノロジーズ社のMRAM(512 Kバイト)だけで動作することを実証しました。

【今回の実証環境及びスループット】
・アルティマ製Cyclone III Base Board
・アルテラ社Nios II /f コア(100MHz動作)
・アルテラ社Ethernet MAC
・ユビキタス社 Ubiquitous Network Framework (TCP/IPプロトコルスタック)
・エバースピン テクノロジーズ社MRAM
FTP
による実測値としてスループット30Mbps 以上を実現しています。p1282_02.gif

今後も、引き続き本分野での技術開発を進めると共に早期の商品化に向けて、共同で取り組んで参ります。

日本アルテラ株式会社 マーケティング部 ディレクター 堀内 伸郎 氏のコメント:
「当社FPGA、エンベデッド・プロセッサNios II、およびトリプル・スピード・イーサネットMAC -IPによるネットワーク・システム構築に、新たなソリューションが追加されたことを歓迎いたします。ユビキタス社Ubiquitous Network Frameworkでは、OSを組むことなくTCP/IP 通信を実現できるため、これまでになく非常にコンパクトなシステム構築が可能となります。FPGAベースのネットワーク・システム構築をさらに拡大するものとして期待しています。」

【参考資料】
■ 出展概要

展示会名 : Embedded Technology 2009/組込み総合技術展
URL : http://www.jasa.or.jp/et/
会 期 : 2009年11月18日(水)~20日(金) 10:00-17:00 ※19日(木)は18:00まで
会 場 : パシフィコ横浜

・アルティマ
小間番号 B-34 (日本アルテラ 共同ブース)
当デモは、「Embedded CPU」ゾーン内「FPGA + Nios II イーサネット・ソリューション」のコーナーでご覧いただけます。

・ユビキタス
小間番号 D-61
Ubiquitous Network Frameworkをご紹介いたします。

[用語解説]
MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory) : 記憶素子に磁性体を用いた不揮発性メモリの一種。
主な特長はSRAMの高速ランダムアクセス性能(35ns)を持ちつつ、電源を切ってもデータ保持(不揮発性メモリ 性能)することが可能。さらに、MRAMは電荷ではなく磁気モーメントによって情報を記憶するため、リークや摩耗 の心配がなく、無限の書き換えサイクルを実現する。

HAL(Hardware Abstraction Layer) : ソフトウェアとハードウェアの間に位置し、ハードウェアごとの振舞いの違いを吸収するソフトウェアのこと。

アルティマ製 「Cyclone III Base Board」 について

アルティマ オリジナル Cyclone III Base Board は、エバースピン社 MRAM を搭載した各種ユーザーインタフェースを豊富に持つ評価キットです。FPGA ビギナーの方、FPGA +ソフトコア・CPU でシステム設計を行いたい方に最適です。アルテラ社 のドータ・カード・コネクタ規格である、High Speed Mezzanine Connector (HSMC) を搭載する事でGPIOドータボード、Ethernet 通信用ドータボード、SDカード・ドータボードなど各種 I/F をボードに接続可能となります。これにより各種ハードウェアの評価が可能となります。
価格、販売方法につきましては、株式会社アルティマ プロダクトマーケティング課(contact@altima.co.jp)までお問い合わせください。

株式会社アルティマについて

/" target="_blank">http://www.altima.co.jp/)をご覧ください。

株式会社ユビキタスについて

/" target="_self">https://www.ubiquitous-ai.com/)をご覧ください。

アルテラ・コーポレーションについて

//www.altera.co.jp)をご覧ください。

エバースピンテクノロジーズ(EVERSPIN TECHNOLOGIES, INC.)について

/" target="_blank">http://www.everspin.com/)または、アルティマWebサイト(URL: http://www.altima.co.jp/)をご覧ください。

※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

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株式会社ユビキタス
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル20F
TEL : 03-5908-3451 FAX: 03-5908-3452
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/contact/®
担当 : 半田、豊田

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