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2010年02月17日
株式会社ユビキタス

ユビキタス社の組込みデータベース「DeviceSQL」、オリンパスのデジタルカメラに採用~快適な写真検索を支える超高速なデータベース技術~

株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:川内 雅彦、以下ユビキタス社)は、オリンパスイメージング株式会社(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:大久保 雅治、以下オリンパス)が本年1月に発表したコンパクトデジタルカメラの新製品μTOUGH-3000に、組込みデータベース製品Ubiquitous DeviceSQL(以下、DeviceSQL)が採用・搭載されたことを発表します。

μTOUGH-3000には、日付、場所*1、人物の情報、撮影時のシーンモードや、お気に入りのコレクションなどの様々なカテゴリーで写真を検索し、カメラ内の画像をサーフィンするような感覚で、思いのままに楽しむことができる新機能「フォトサーフィン」が新たに搭載されました。世界最小、超高速の組込みデータベースであるDeviceSQLはこの「フォトサーフィン」機能の実現に大きく貢献することが出来ました。

昨今、記録メディアの大容量化が進み、大量の写真がカメラ内に保存されるようになった結果、様々な観点から写真を整理し、見たい写真をすぐ見つけて表示する事が求められています。従来のように単に写真をファイルとして管理するだけでは、目的の写真を見つけ出すのに多くの手間と時間がかるため、データベースを利用して効率的にそれらの各種メタデータを管理していく必要が高まってきています。その際に、ユーザーの使い勝手を左右する大きなポイントはデータを検索するスピードであり、今回、DeviceSQLの検索の高速性が評価され採用に至りました。

μTOUGH-3000での「フォトサーフィン」の利用例
日付、場所*1、人物の情報や、撮影時のシーンモード、お気に入りのコレクションから検索し、カメラ内の画像を思いのままにサーフィンする感覚で鑑賞できます。

*1付属のアプリケーションソフトウェア「ib」による位置情報の付加が必要です。

※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

Ubiquitous DeviceSQLについて

Ubiquitous DeviceSQLは、組込み機器向けに特化し世界最小クラスのデータベースエンジン(最小メモリフットプリント24KB)を持ち、DeviceSQL言語でデータロジックを記述しコンパイラを用いてCコードに変換するという先進的なアプローチでの開発を可能にした、組込み向けデータベースソフトウェアです。DeviceSQL SDK, DeviceSQLコンパイラ、SQLProbeデータベース操作ツール、サンプルアプリケーションなどが同梱されている開発キットおよびパフォーマンスをチューニングしたサービス ライブラリで構成され、実質的にすべてのターゲットOS、CPUに対応できます。そして、一般に普及している開発環境やツールに組込み可能で、既存のデバイスソフトウェア・アプリケーションと簡単に統合できます。すでに世界中で携帯電話、IPセットトップボックス、デジタルカメラ、カーオーディオ、液晶プロジェクタを始めとする各種機器で採用され、組込み製品として出荷されています。詳細は、ホームページの製品情報をご覧ください。

Ubiquitous DeviceSQL 製品ページ