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2011年02月28日
株式会社ユビキタス
ユビキタス社の組込みデータベース「DeviceSQL」、パナソニックのデジタルカメラLUMIX DMC-TZ20とDMC-FT3に採用~100万件の地名情報検索に対応する超高速データベース技術~
株式会社ユビキタス (本社 : 東京都新宿区、代表取締役社長 : 家高 朋之、以下ユビキタス社)は、パナソニック株式会社 (本社 : 大阪府門真市、代表取締役社長 : 大坪 文雄、以下パナソニック)が、2011年2月25日に新発売したGPS機能を搭載した広角24mm※1 iA21倍ズーム旅カメラ「LUMIX DMC-TZ20 (以下、DMC-TZ20)」および、防水・防塵・耐衝構造のアウトドアムービーデジカメ®※2「LUMIX DMC-FT3 (以下、DMC-FT3)」に、組込みデータベース製品 「Ubiquitous DeviceSQL (以下、DeviceSQL)」が採用・搭載されたことを本日、発表します。
DeviceSQLの採用により、GPS機能が搭載されたDMC-TZ20は、前機種と比べて約2倍にあたる約100万件もの大量の地名情報から目的の地名情報が検索できるまでに進化しました。データ件数が倍増しても、使い勝手を損なうことなく高速の検索が可能となり、DeviceSQLは本機能の実現に大きく貢献しました。
DMC-TZ20は、GPS機能が搭載され、撮影をした国や地域などの地名情報を自動で記録します※3。国(地域)名に加えて、県(州)、市(区)、町村、さらにランドマーク名を表示・記録し、撮影したあとで「この遺跡の名前は?」というような場合でも、すばやく名前を知ることができます。同様の機能はDMC-FT3にも採用されており、デジタルカメラへのGPS機能の搭載により、デジタルカメラの新たな楽しみ方が増えつつあります。
今後もデジタルカメラの高機能化が進むにつれ、DeviceSQLの応用範囲も更なる広がりを見せています。
DeviceSQLは、組込み機器向けに特化した世界最小クラスのデータベースエンジン(最小メモリフットプリント24KB)を持つ、超高速な組込み向けデータベースソフトウェアです。すでに携帯電話、IPセットトップボックス、デジタルカメラ、カーオーディオ、液晶プロジェクタを始めとする各種機器で採用され、世界中で製品に組み込まれ出荷されています。
さらに最新リリースR5.0より、R*-Treeインデックスを採用した空間検索、N-gramアルゴリズムによる全文検索機能をサポートし、GPS機能を搭載したアプリケーション、地図、地点情報を取り扱うアプリケーション、複数の文書から目的の文字列を高速に検索したいアプリケーションなど、DeviceSQLの適用エリアがますます拡大しています。
DMC-TZ20およびDMC-FT3でGPS機能が記録する地名情報と検索機能の利用例
LUMIX DMC-TZ20
LUMIX DMC-FT3
DeviceSQLにより、大量の地名情報の管理が可能。
※1 35mm判換算
※2 ムービーデジカメは三洋電機株式会社の登録商標です。
※3表示できるランドマークは旅関連のランドマークを強化するとともに、レジャー関連施設などをあらたに追加し、約50万件(日本 約3万件)から約100万件(日本 約7万件)へと増加
※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。