小フットプリント IoT向け電源断対応ファイルシステム 『Reliance Edge』リリース

米国Datalight社は、小リソース向け電源断対応ファイルシステム『Reliance Edge』をリリースいたしました。

『Reliance Edge』は、組込み用 高速・電源断ファイルシステム『Reliance Nitro』（※）で培った信頼性はそのままに、少ないリソース向けに特化して開発されたIoT向け電源断対応のファイルシステムです。

特長

• Reliance Nitroと同じトランザクション方式のファイルシステムを採用。
  メタデータとともにユーザデータも保護
• 突然の電源断時であったとしても、スキャンディスク不要
• MISRA C: 2012に準拠し、フルソースコードで提供。
  • RAM/ROMサイズが変更可能です。（最小： RAM 4KB, ROM 12 KB）
  • 利用用途に応じてPOSIX等APIも選択することができます。
• 「選べる」パッケージ
  • 利用用途に応じて、オープンソース版またはコマーシャル版の選択が可能です。

Reliance Edge 製品紹介

※『Reliance Nitro』は、米国特許を取得したトランザクション方式のファイルシステムです。ツリーベース構造により、高速なファイル検索が可能です。トランザクションごとにメタデータを二重管理しているので、突発的な電源断が発生した場合でも、直前のトランザクションのメタデータが復旧されます。ユーザデータを上書きしないので、メタデータはもちろんのこと、ユーザデータも完全に保護されます。

オンボードフラッシュメモリの利用

どのようなストレージデバイスでも利用できますが、オンボードのフラッシュメモリを利用する場合には、米国特許技術のウェアレベリングや不良ブロック代替機能によりフラッシュメモリの寿命を延ばすことができ、各種NOR/NANDコントローラに対応したフラッシュメモリドライバ『FlashFX Tera』との組み合わせを推奨いたします。