ニュースプレスリリース

2015年05月11日
株式会社ユビキタス

ユビキタス社、Salesforceとの連携により モノとヒトをつなげるIoTプラットフォームを強化 ~「Salesforce1 IoTジャンプスタートプログラム」パートナーとしてCRM連携へ対応~

 株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐野 勝大、以下 ユビキタス社)は、株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO:小出 伸一、以下 セールスフォース社)の、IoT(Internet of Things)ソリューションの早期立ち上げをパートナーとの連携によって実現するための「Salesforce1 IoT ジャンプスタートプログラム」に賛同し、IoT分野に強みを持つパートナーとして参加したことを発表いたします。

 ユビキタス社の組込みネットワーク技術とIoTサービスプラットフォーム「dalchymia(ダルキュミア)」によるIoT向けトータルソリューションと、セールスフォース社のCRM機能との連携により、ユビキタス社は、製品・サービス開発から販売・アフターサポートといったビジネスプロセスまでをワンストップで提供し、IoTのビジネス活用を短期間で実現するソリューションを展開いたします。

 ユビキタス社は、本プログラムの参加により、セールスフォース社の顧客に対して、機器の遠隔監視や、モニタリング、故障予知などネットワークを介した様々な機器との連携を可能にするIoTソリューションを拡販することが可能となり、CRMでトップシェアを持つセールスフォース社のプログラムを通じて顧客の幅を広げ、IoT関連事業の早期拡大を目指します。セールスフォース社は、ユビキタス社の高い組込みソフトウェア技術と、機器との連携に最適化された「dalchymia」のサービスをSalesfoce1 Platformと連携させることにより、セールスフォース社の顧客へ、機器開発からサービスまで、モノとヒトを有機的につなげ、IoT時代の新たな顧客管理のトータルソリューションとして提案が可能になると考えています。

 第一弾として、両社で協力し、機器の状態監視とCRMを連携した保守・メンテナンスソリューションデモを開発し、販売促進を行って参ります。
これまで、出荷後の機器の保守は、ユーザーからの問い合わせ時の情報を元に、メーカーや保守会社が駆けつける仕組みとなっており、実際に駆けつけてみると「故障ではなく使い方の問題だった」、「ユーザーからの問い合わせ情報から推定した故障箇所が実際と異なり、必要な部品がなく修理できなかった」といった問題が発生し、大きな課題のひとつとなっていました。
そこで、機器の状態を、「dalchymia」を活用して収集・蓄積し、異常時などに、「dalchymia」からSalesforce1 Platformへ通知することにより、メーカーや保守会社は、迅速かつ的確な保守サービスをユーザーに提供することが可能となります。実際のサービス提供としては、上記に合わせてリアルタイムの機器の稼働状況や障害状況のログデータを解析、機器の故障を事前に検知して、予防保全や機器制御、顧客への早期対応サービスを実現できる高度な保守サービスソリューションとして展開する予定です。<全体イメージ>

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 ユビキタス社は、2015年5月13日(水)~15日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「第18回 組込みシステム開発技術展(ESEC)・第4回IoT / M2M展」ユビキタス社ブース(西1-73)にて、本ソリューションのデモンストレーションを展示いたします。「dalchymia」が機器の異常を検出した際に、Sales Cloudに異常が通知される、という内容となります。

 ユビキタス社は、今後も引き続き、「dalchymia」とSalesforce1 Platformとの連携を強化することにより、「dalchymia」のInternet of Things(モノのインターネット)の世界と、Salesforce1 PlatformのInternet of Customers(モノの先にある顧客のインターネット)の世界との融合を図って参ります。

■株式会社セールスフォース・ドットコム 専務執行役員 アライアンス本部長 保科 実様のコメント
「この度のユビキタス社の「Salesforce1 IoT ジャンプスタートプログラム」への参加を歓迎いたします。本プログラムは、SIプラットフォームを中心に、組込みシステムからビジネスプロセスまでをワンストップでIoTソリューションを実現できるパートナーやその支援パートナーを拡充し、IoTによるお客様のビジネス価値創出に貢献することを目的とするプログラムです。ユビキタス社は、組込みシステムとIoTプラットフォームの両面から優れた技術力と豊富な実績を有し、当社が提供するCRMを始めとするクラウドソリューションと組み合わせることによりワンストップでIoTソリューションが提供可能となり、お客様の成功に貢献できると考えています。」

■株式会社ユビキタス 代表取締役社長 佐野 勝大のコメント
「この度のセールスフォース社の「Salesforce1 IoT ジャンプスタートプログラム」へ参加により、セールスフォース社とのIoT分野における協業が実現できたことを大変喜ばしく思っております。世界トップシェアのSaaSベースCRMソリューションを事業展開するセールスフォース社との連携により、セールスフォース社の顧客向けに拡販可能な機会をいただくことができました。これにより、モノとヒトをつなげるIoTソリューションをお客様に届けることが可能になり、当社のIoT分野向け事業がますます拡大していくことを期待しています。」


※ 本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

dalchymiaについて

「dalchymia」は、デバイスやアプリケーションとのインタフェース、データの保存機能、管理機能などの各種コンポーネントから構成されており、デバイスを利用したアプリケーションサービス開発を効率的に低コストで実現するために必要なAPI仕様(リファレンスアプリケーション、ファームウェア、通信モジュール)の提供を行うデバイスとデータを管理するプラットフォーム(device & data management platform:D2MP)です。

株式会社ユビキタス(証券コード3858)について

ユビキタス社は、2001年に創業 された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。 ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・ 暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術からIoT(Internet of Things)時代に向けたクラウドプラットフォームまで、多数のソフトウェアとサービスを提供しております。 他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。

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