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2021年02月22日
株式会社ユビキタスAIコーポレーション
Linux/Android高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」が、STマイクロエレクトロニクス社 STM32MP1シリーズに対応 ~STマイクロエレクトロニクス社製STM32MP1シリーズ評価ボードのサポートを開始~
このたび、Linux/Androidシステムの高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」(以下「QuickBoot」)が、STマイクロエレクトロニクス社 STM32MP1シリーズのサポートを開始したことをお知らせします。
QuickBootは、ユビキタスAIコーポレーション(以下「ユビキタスAI」)が独自開発した起動技術を使用し、全世界で累計4,600万本以上(2020年12月末時点)を出荷しているソフトウェア製品です。アプリケーション側で使用しているメモリ量に依存せず、電源オフの状態からわずか数秒※1で起動し、ユーザーが使用できる状態にします。
STM32MP1シリーズは、幅広いアプリケーションの開発を容易にする汎用マイクロプロセッサです。シングル・コアまたはデュアル・コアのCortex-A7と高性能Cortex-M4を組み合わせたヘテロジニアス・マルチコアをベースに、さまざまなアプリケーションをサポートする機能が強化されており、優れた性能と電力効率を提供します。
今回、OpenSTLinuxをベースとしたQuickBootの開発を行い、STマイクロエレクトロニクス社 SoC評価ボードSTM32MP157A-EV1およびSTM32MP157C-DK2の2種類のボードでQuickBootがご利用いただけるようになりました。
ベンチマーク:通常起動とQucikBoot R2.0を適用したQuickBoot起動
評価環境
STマイクロエレクトロニクス社製評価ボード
STM32MP157A-EV1
OS:OpenSTLinux
DRAM:1GB DDR3L
Storage:eMMC v5.0
Monitor:MIPI DSIインターフェース
起動時間
通常起動:38.17秒
QuickBoot起動 (Advancedモード):5.54秒
※1 起動時間には電源ONからブートローダー起動完了までの処理時間約2秒を含みます。
- STマイクロエレクトロニクス社 STM32MP1シリーズについての詳細は、以下のURLを参照ください。
URL:https://www.stmcu.jp/stm32/stm32mp1/ - QuickBootの詳細については、以下をご参照ください。