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2022年12月20日
株式会社ユビキタスAI

ユビキタスAI、次世代Bluetooth® Audio「LE Audio」に対応したBluetoothプロトコルスタック「Blue SDK 7.x」を12月20日(火)に提供開始 ~同じ空間にいる人々と音声を共有、劇場、店舗、駅・空港などで新たなユーザー体験~

株式会社ユビキタスAI(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡、以下「ユビキタスAI」)は、OpenSynergy GmbH(本社:ドイツ、以下「OpenSynergy 社」)が開発した、次世代Bluetooth Audio規格「LE Audio」に対応したBluetoothプロトコルスタックの新バージョン「Blue SDK 7.x」および「LE SDK 4.x」並びに「LE Audio」を実現するためのオプションプロファイル製品「LE Audio SDK」および「LC3 Codec」の提供を、2022年12月20日(火)に開始したことを発表します。

公共空間での音声共有、雑踏でのクリアなアナウンス、多言語サポート
<LE Audio利用イメージ>

「聞きたい人に届く」Bluetoothでこれまでにないユースケースを実現するLE Audio

Bluetoothのバージョン5.2(以下「Bluetooth 5.2」)で搭載されたLE Audioは、今後発売されるワイヤレスイヤフォンやスマートフォンなどへの搭載が見込まれている、高音質・低遅延の新しいBluetooth音声規格です。LE Audioに対応した受信デバイスを持つユーザーは、特定の空間にブロードキャストされる音声を、自分で選択して受信できるようになります。同じコンテンツを複数人で楽しめるようになるこの機能は、劇場や店舗での商業利用のほか、劇場、店舗、駅・空港といった場所でのアナウンスなどに活用されることが期待されています。

LE Audio対応組込み向けBluetoothプロトコルスタック「Blue SDK」

Blue SDKは、Bluetooth 5.2に対応した組込み向けBluetoothプロトコルスタックです。Bluetooth ClassicとLow Energyの両規格で利用することができます。技術者が容易にアプリケーション開発を行えるように設計されており、移植ツール、サンプルソースコードがあわせて提供されます。

高品質、低遅延を実現する新技術LE Audio搭載のBluetooth 5.2に対応したBlue SDK 7.xを利用することで、アプリケーション開発の容易さはそのままに、開発する機器に新たな付加価値を与えることが可能になります。

製品概要

名称Blue SDK 7.x、Bluetooth Low Energy SDK 4.x(LE SDK 4.x)
オプションプロファイル製品LE Audio SDK、LC3 Codec
販売開始日2022年12月20日(火)
製品ページURLhttps://www.ubiquitous-ai.com/products/xaccess/
提供形態ソフトウェア開発キット(SDK)、量産用ロイヤリティ、年間保守サポート
価格使用するプロファイル数、組込み数量などに応じて設定

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構成図

Blue SDK構成図

主な追加機能

PR_LEAudio2.jpg

  • MULTI-STREAM AUDIO
    高度に同期された独立したオーディオ チャンネルを1つまたは複数の受信デバイスにストリーミング
  • BROADCAST AUDIO (AURACAST™)
    1つまたは複数のオーディオ ストリームをその場にある全受信デバイスにブロードキャスト
  • LC3コーデック
    Classic Bluetooth Audioで使用されている従来のSBCコーデックに比べ、50%低いビットレートでより優れたオーディオ品質を実現

※ Bluetooth SIG調べ
https://www.bluetooth.com/ja-jp/learn-about-bluetooth/recent-enhancements/le-audio/

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