Linux 向け Bluetooth マルチプロファイル開発キット Blue SDK RapidLaunch 車載 IVI 機器向け GENIVI 対応で、Blue SDK と共用し複雑な車載 Bluetooth アプリの開発をサポート

Blue SDK RapidLaunch は、OpenSynergy 社の Bluetooth プロトコルスタック Blue SDK を用いて、Linux ベースで開発された GENIVI™ 対応のフレームワーク開発キットです。
Blue SDK RapidLaunch は、車載インフォテインメント市場において豊富な搭載実績を持つコアスタックおよびプロファイルセットに関連する豊富な数の API を、強力かつシンプルに集約された API セットに統合することにより、Linux プラットフォーム上で行う複雑な Bluetooth 開発の負担を軽減します。
「Blue SDK RapidLaunch」は、マルチプロファイルの使用および複数の Bluetooth デバイスとの同時接続など複雑なユースケースにも簡単に対応可能なため、車載インフォテインメントアプリケーションの開発をよりスムーズします。
主な特長
- SIG Bluetooth コアスペック v4.2および最新プロファイル規格準拠、認証取得
- GENIVI™ Bluetooth Common API ツール v3.x フルサポート
- DBUS 上の簡略化された Bluetooth API により、複数のアプリケーションが Bluetooth サービスに簡単にアクセス可能
- 車載インフォテインメントに使用される主要な Bluetooth プロファイルを搭載
- カーネルとの互換性問題を避けるため、カーネルバージョンに依存しない実装
- お客様のニーズに合わせて変更・再構成が可能なフルソースコードでご提供
スタック図

搭載スタックおよびプロファイル
- Blue SDK コアスタック
- Blue SDK ハンズフリープロファイル
- Blue SDK A/V プロファイル
- Blue SDK 電話帳アクセスプロファイル
- Blue SDK メッセージングアクセスプロファイル
- Voice SDK(オプション)※ エコーキャンセレーション・ノイズリダクションソリューション
主な用途(アプリケーション例など)
- 車載用ナビゲーション・オーディオ機器
ユーザーメリット
- Linux OS への高度なインテグレーションにより移植が不要
- 使い易く、開発時間およびコストを大幅に削減可能
- 車載インフォテインメント市場において豊富な搭載実績を誇る高品質な Blue SDK を使用するため、高い相互接続性
- 経験豊富な Bluetooth 開発チームによるサポート
販売形態
- 量産用ロイヤリティ
開発用ライセンスをご購入後、製品コードを組み込んだお客様の最終製品を量産される場合には、別途量産用ロイヤリティが必要となります。 - 年間保守契約(任意)
下記「技術サポート体制」をご参照ください。
※ 価格の詳細につきましては、別途お問い合わせください
技術サポート体制
年間サポートサービスをご購入いただくことにより、以下のサービスを提供いたします。
- 専任のエンジニアが、お客様の開発段階のさまざまな技術的質問、移植に関するアドバイスについて、電話やFAX、メールにてサポート
- Blue SDK の機能、性能がマイナーバージョンアップした際には随時提供
メジャーバージョンアップ、新プロファイルの追加に関しましては別途お問い合わせください。 - 製品の不具合を修正し、バグフィックスされたバージョンを提供
移植・チューニング
弊社が提供するソフトウェアの移植サービスからアプリケーションの開発受託サービスなどを、別途承っております。開発期間が短い場合やエンジニアリングリソースが不足している時など、お客様に代わり経験豊富なエンジニアが移植、開発作業を行います。