ニュースプレスリリース

2023年06月22日
株式会社ユビキタスAI

ユビキタスAI、スマートホーム規格「Matter」と「ECHONET Lite」とのブリッジ機能を開発
―MatterコントローラーからECHONET Lite機器の操作を実現―

株式会社ユビキタスAI(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡、以下「ユビキタスAI」)は、グローバル市場で導入の進むスマートホームの新規格「Matter」の対応デバイスと、国内市場に広く浸透している「ECHONET Lite」の対応デバイスをつなぐブリッジ機能を開発し、2023年9月からECHONET Lite対応ソフトウェア開発キット「Ubiquitous ECHONET Lite SDK 」に搭載して提供することを発表します。

Matterは、さまざまなベンダーのスマートホームデバイスとIoTプラットフォーム間の相互通信を実現することを目的に、2022年10月にConnectivity Standards Alliance によって策定されたスマートホームの共通規格です。

ECHONET Liteは、2011年12月に経済産業省が認定した家庭用エネルギー管理システムHEMS(Home Energy Management System)の標準プロトコルです。同機能を搭載した機器の累計出荷台数は、2022年度末には1億3,879万台に達しています。

現在、Matter対応機器の市場導入が注目されている中、既に国内市場で普及が進んでいるECHONET Liteは、Matterと相互互換性が無いために両規格に対応したスマートホームのユースケースを実現できず、ユーザーの利便性を妨げる要因となっています。

ユビキタスAIではこの課題を解決するため、MatterとECHONET Liteを接続するためのブリッジ機能を開発し、同社の組込み環境向けECHONET Lite対応ソフトウェア開発キットUbiquitous ECHONET Lite SDKに搭載することとしました。これにより、MatterとECHONET Liteという異なる規格を採用した機器間のコミュニケーションが可能になります。

このブリッジ機能を搭載したUbiquitous ECHONET Lite SDKを利用することで、Matter標準仕様ではサポートされていないECHONET Lite機器をブリッジで使用することができます。Amazon AlexaやGoogle Home対応スマートスピーカーに代表されるMatter規格対応コントローラーからも、ECHONET Lite対応のスマート家電やスマートエナジー関連機器を操作することができるので、ユーザーの利便性がさらに向上します。

MatterとECHONET Liteブリッジによるスマートホームの拡張MatterとECHONET Liteブリッジによるスマートホームの拡張

Ubiquitous ECHONET Liteの特長

    • 最新のECHONET Lite規格のデバイスおよびコントローラー機器の開発に対応
    • 小フットプリントでRTOSからAndroidまでさまざまなプラットフォームへの実装が可能
    • Matterブリッジ機能(2023年9月より提供予定)

Ubiquitous ECHONET Lite SDK 製品ページ

Matterについて

Matterは、2023年1月時点で550社以上の企業が加盟するConnectivity Standards Alliance(旧称Zigbee Alliance)が策定しているスマートホームの標準規格です。Matterの最新規格として、Matter1.1が2023年5月にリリースされて注目を集めています。

株式会社ユビキタスAI(証券コード3858)について

ユビキタスAIは、製造業のお客様を支えるテクノロジーとサービスを提供する企業です。長年にわたる組込みソフトウェアビジネスの実績をベースに、自社開発製品および世界中のソフトウェア製品の販売・サービスにおいて成功を収めています。強みである先進かつ優れたテクノロジーと強固で幅広い顧客基盤を活かしながら、ベンチャー・スタートアップや学術機関との連携による新しいビジネスプラットフォームを構築し、製造業のお客様を支えるテクノロジー・サービスを世界に展開し続けることによって「お客様」「ビジネスパートナー」「社会」の発展に貢献します。
本社所在地 : 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト17F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/

投資家の皆様へ

本ニュースリリースは、ユビキタスAIの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。

本ニュースリリースに関するお問い合わせ先

株式会社ユビキタスAI マーケティング&コミュニケーション部 (担当:星)
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株式会社ユビキタスAI エンベデッドプラットフォーム事業部 (担当:橋本)
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