AI学習・AIサイズ圧縮・運用サイクルを自動化するMLOpsツール AIC Compact AIの性能はそのままにサイズダウン、学習から運用まで自動化し、手間なく安価にシステムを構築

AIC Compact イメージ図

画像認識による品質検査、検品作業、外観検査など製造現場におけるAIの実運用が増えています。これらのAIが利用される環境は、日々変化、改善されるため、最新の環境に迅速に対応するための柔軟性や対応スピードが重要となります。これに対応するために、AIの開発・管理・運用まで、一連の管理システムが求められています。また、どのようなシステムであっても費用対効果を高めるために低コストで実現できることが望ましいことはいうまでもありません。

AIC Compactは、フルスタックAIを圧縮して低スペックPC/エッジデバイスにデプロイし、AIの実行から再学習までの運用をサポートするサブシステムです。圧縮されたAIは、産業用PCや組込みボードなどで動作が可能なため、従来は高性能なPCが必要とされていたシステムを低コストで実現できます。
また、現場での学習データをフィードバックして再学習するフローを自動化し、AI管理の手間の低減、専門的な知識を持たない現場担当者でもAIの管理が可能になります。

主な特長

  • 既存の業務フローを大きく変えずにAI学習と運用サイクルを自動化
    導入障壁を減らし、AIのクラウド監視・管理をスムーズに開始可能
  • 圧縮済みAIをエッジや組込み機器に配付して活用
    低スペックのハードウェア上でも動作可能なAIが活用でき、コストを削減
  • 柔軟な機能拡張
    オープンソースツールの追加インテグレーションによる運用性向上

導入メリット

  • AIC Compactにて自動化されたAI運用フローにより誰でもAI運用・活用が可能
  • AIサイズ圧縮による低スペックH/W上でのAI処理を実現しコスト削減を実現

システム/サービスの概要や構成

AIC Compactのシステム/サービスの概要や構成

適用ケース

製造現場における目視検査の自動化の例

製造現場における目視検査の自動化

日々集積されるデータを元にAIC Compactで提供されるAI学習・AIサイズ圧縮・運用サイクルを適用することで、精度の高いAIによる作業工程の省人化を実現。
例)傷、汚れ、液体漏れなど

エッジAI開発の例

エッジAI開発

AIC Compactを用いてサイズ圧縮されたAIは、低スペックのエッジデバイス上での実装・推論を実現するため、低コストのエッジAIの実現および効率的なAI運用と開発を実現します。
例)人検出、骨格検知など

関連製品

株式会社AIBODについて

株式会社AIBODは、AIシステムのコンサルティングから試作と実装までをワンストップで行うAI開発企業です。大手自動車関連企業の研究開発向けAIや製造現場向けAIの開発により、独自の技術と視点で新たな価値を提供しています。 それらの知見を「運用できるAI」プラットフォームとして自社サービス「AIBOD Intelligence Conductor(AIC)」として実装し、サービス展開していきます。あらゆるビジネスシーンにおける「決断の力」を高め、日本経済の底上げに貢献します。