軽量ECHONET Lite対応ミドルウェア Ubiquitous ECHONET Lite 対応機器からコントローラーまで、機器開発に必要なソフトウェア群

ECHONET Liteとは

ECHONET Liteは、スマートハウスに必須となるHEMS (ホーム・エネルギー・マネジメント・システム) 向けのホームネットワーク用プロトコルとしてエコーネットコンソーシアムが策定した通信規格です。
近年、国家単位での電力需給問題やエネルギー問題に焦点が置かれる中、各家庭に応じたデマンドレスポンスの実現や電力消費の効率的な利用、また個人の生活に応じた家電機器コントロールが不可欠となっていますが、こうした中、経済産業省「スマートハウス標準化検討会」において、ECHONET Liteが「HEMSにおける公知な標準インタフェース」として推奨されています。
ECHONET Liteを導入することで、ホームオートメーション、デマンドレスポンスでの宅内機器制御、電力の見える化などが機器メーカーを問わずマルチベンダー間で実現できます。

Ubiquitous ECHONET Lite SDKファミリ

Ubiquitous ECHONET Liteは、組込み環境でのデバイス(ECHONET Lite対応の機器)またはコントローラー開発向けのUbiquitous ECHONET Lite SDK、リッチなUIを持つコントローラーアプリ開発向けUbiquitous ECHONET Lite Controller Application Framework SDKのファミリ製品をご用意しています。

これらのファミリ製品に共通して使用されているミドルウェアが、ECHONET Lite通信処理部に相当するライブラリと移植層から構成されているUbiquitous ECHONET Lite Core Libraryです。このミドルウェアは、各種OS・CPUに対応可能なため、お客様の既存のシステムにECHONET Liteを追加する目的にも利用可能です。

対応仕様

Ubiquitous ECHONET Lite SDKファミリは、以下のECHONET Lite規格に対応しています。今後リリースされる新しいバージョンの規格にも対応予定です。

  • ECHONET Lite規格 ver.1.14
  • ECHONET機器オブジェクト詳細規定 Release R