日本と世界のスマートホーム機器を​シームレスに接続Matter - ECHONET Lite​ブリッジ

Matter - ECHONET Liteブリッジ

「Matter」規格と​「ECHONET Lite」規格の​製品が​共存できる​ソリューション

ユビキタスAIのMatter - ECHONET Liteブリッジは、海外で普及し始めたスマートホーム規格「Matter」と日本国内で普及しているスマートホーム規格「ECHONET Lite」のシームレスな接続を提供します。

「Matter」はHomeアプリとしてAppleやGoogleのスマートフォンに標準搭載されており、既に手軽に利用できる環境が整っています。

「ECHONET Lite」は2012年より経済産業省の主導のもと、スマートホーム規格として広く導入されており、2023年度時点で約1億5,000万台の対応製品が出荷されています。

この2つの異なった規格の製品を制御するためのブリッジ機能により、ユーザーは規格の違いを意識することなく、スマートホーム機器の導入を進めることができます。

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ユビキタスAIのMatter - ECHONET Liteブリッジは、Matter機器からECHONET Lite機器をコントロールするためのアプリケーションソフトウェアです。無線LANルーターや中継器に搭載することで、家中のスマートホーム機器が制御可能になります。

Ubiquitous ECHONET Lite ロゴマーク

スマートホーム機器​における課題

スマートホーム機器における課題
  • 設定・操作
    スマートホーム機器はメーカーが異なると設定や操作も異なります。導入のための初期設定はユーザーがトラブルになりやすい課題です。個々の規格の専用アプリをいくつもインストールする必要があると、スマートホームの利便性が損なわれてしまいます。
  • 互換性の維持
    新しいスマートホーム規格Matterは、ECHONET Liteとの互換性は無いため、既にECHONET Lite対応機器を導入している場合の入れ替えコストなどが発生します。
  • セキュリティ
    今日ではすべてのIoT機器にサイバーセキュリティへの懸念があります。MatterおよびECHONET Lite対応のスマートホーム機器を導入したユーザーに対して安全性が確保された仕組みが提供されなければなりません。

Matter - ECHONET Lite​ブリッジ​機能が​有用な理由

1

Matter機器と​ECHONET Lite機器の​互換性を確立

無線LANルーターや中継器等にMatter - ECHONET Liteブリッジ機能を搭載することで、すべての機器をスマートホームのネットワークに加えることができます。これにより、既存のECHONET Lite機器をMatter機器のように扱うことが可能になります。メーカーやスマートホームの規格の違いを気にすることなく、Matter対応のスマートフォン標準アプリ「HOME」からすべての機器を一括でコントロールできます。

2

Matterへ​即対応

新規に開発するECHONET Lite機器の基本設計を変えることなく、Matter - ECHONET Liteブリッジのソフトウェアを追加するだけの実装イメージのため、市場投入を迅速に進めることができ、スマートホームデバイス開発における規格対応の課題を解決します。

3

世界基準の​セキュリティを​標準装備

MatterはGoogle、Apple、Amazonなどの世界的IT企業も参加する団体「CSA」が標準化しており、セキュリティ仕様も最新かつ高い堅牢性を保っています。このブリッジ機能でMatter機器側からECHONET Lite機器を操作することで、Matterのセキュリティ仕様が適用されるため、よりセキュアなスマートホーム環境を構築できます。

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