車載ECUソフトウェア開発向けシミュレーションツール GSIL ハードウェア完成前にPC上でECUソフトウェアを検証

車載ECUソフトウェアは複雑化の一途をたどり、その検証には膨大な工数がかかります。ハードウェア完成後の検証では十分な信頼性を確保することは困難です。

GSILは、車載ECUソフトウェア開発向けのSILS※1ツールです。ユビキタスAIのECUソフトウェア開発支援の経験と、株式会社エー・アンド・デイの長年のECU計測ハードの開発、サポート経験を活かして開発され、ハードウェアが完成する前の段階でPC上でのシミュレーションを実現、容易にECUアプリケーションの結合テスト、デバッグ、検証を可能にし、工数/コストの大幅な削減と、さらなる信頼性の向上を実現します。

202103_GSIL_press.jpgのサムネイル画像

<利用イメージ>

GSIL-02.jpg

<開発イメージ>

主な特長

  • 仮想ECU半自動生成による容易な環境構築(最短数日~)
  • HILS※2 でのテストケースの再利用が可能
  • パフォーマンス、タイミング検証が可能
  • 顧客ニーズに合わせた柔軟なライセンス体系

主な機能

  • 仮想ECUのPC上でのシミュレーション
  • Visual-C、gccでのvECU生成
  • Simulinkモデルのインポート
  • レストバス試験、実ECUとの試験も可能なCAN通信シミュレーション
  • Simulinkで使用可能なS-Functionエクスポート
  • Simulinkとのコシミュレーション
  • カバレッジツール連携
  • タイミング検証ツール連携
  • CIツール連携
  • 自動網羅試験
  • CarSim連携※5

利用メリット

  • 手書きソースコード、自動生成ソースコード、プラントモデル、CAN等の通信を含めた単一もしくは複数のECUの単体~結合テストがPC上で可能
  • ハードウェアが無い段階で、プラントモデルを含めて検証
    • 仕様の検証例
      ・ プラントモデル信号に対するECU制御信号の正誤
      ・ 故障に対するダイアグ信号の正誤
      ・ 複数のECU間でのCANを使用した制御仕様の検証
      ・ 値のバウンダリーチェック
    • 実行時エラーの検出例
      ・ Nullポインタアクセス
      ・ バッファオーバーラン
      ・ ゼロ割等
  • Visual Stuido、Eclipseを使用したソースコードデバッグ
  • CIツールによる自動テスト
    • クラウド上でのテストも可能
  • CAN通信を使用した検証
    • 複数ECUのCANを使用した検証
      ・ 実ECUを含めた検証が可能
    • レストバス検証
  • 容易な環境構築
    • マイコン向けコンパイラ対応による、半自動vECU生成
    • スタブ自動作成
  • テストケース再利用
    • ASAM XIL※3 サポートによるMILS、HILSへのテストケース再利用
    • Python言語を使用したテストケース再利用
  • 自動網羅試験での実行時エラー自動検出による信頼性向上
  • CarSimとの連携による早期のテストによる実車テスト工数削減
  • タイミング検証ツール INCHRON TSと連携し、パフォーマンス、タイミング検証が可能
  • OEM、サプライヤでの早期のシミュレーション
    • OEMがGSILを購入している場合、OEMからサプライヤにGSILを無償で提供可能※4
    • サプライヤは容易な環境構築によりvECU(DLL)を作成、OEMに提供。ソースコードの提供は不要
    • サプライヤがGSILを購入している場合、サプライヤからOEMにGSILを無償で提供可能
    • OEMはプラントモデルのDLLを生成し、サプライヤに提供。プラントモデルの提供は不要

技術サポート

GSILの年間保守契約にて技術サポートをご提供します。
また、お客様のECUコードからのvECU構築サービスやツールのカスタマイズにも対応できますので、ご相談ください。

※1 SILS(Software-in-the-loop simulation):制御装置と制御対象等のソースコードを用いたシミュレーション
※2 HILS(Hardware-in-the-loop simulation):実制御装置(ECU)と模擬した制御対象を用いたシミュレーション
※3 XIL:ASAM(Association for Standardization of Automation and Measuring Systems)によって策定されたテストケース再利用の規格です。
※4 GSIL顧客がOEMもしくはサプライヤにvECUまたはプラントモデル作成を依頼する場合、その作成、検証目的に限り使用可能となります。作成、検証完了後に継続して使うことはできません。
※5 CarSim は、米国Mechanical Simulation社によって開発された、乗用車・小型トラック用車両運動シミュレーションソフトウェアです。

GSILデモ動画

GSILのデモ動画です(3分)。

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GTrainerはGSILを使用したECU制御ソフトウェア開発者向け学習パッケージです。演習環境はすべてソフトウェアベースで提供され、あらかじめ用意された問題集に沿って学習を行えるため、ハードウェアの購入やセットアップが不要です。そのためロケーションや時間に縛られず、いつでもどこでもECU制御ソフトウェア開発が学べる魅力的なパッケージとなっています。自己学習で学べるため、教育する側の手間も取らせません。

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