シンクロナイゼイション・プロトコルスタック Data Sync SDK OMA (Open Mobile Alliance) の Data Sync 規格に準拠の開発キット
Data Sync は、さまざまなプラットフォームや通信技術において、ワイヤレスでデータを同期させるための XML(Extensible Markup Language)ベースの規格です。
Data Sync SDK は、OMA (Open Mobile Alliance) の Data Sync 規格に準拠した組込み用シンクロナイゼイションプロトコルスタック開発キットで、OBEX(Bluetooth&IrDA)、HTTP、WAP など複数の通信機能をサポートしています。Data Sync SDK をご利用いただくことにより、多様なネットワークとモバイル器機間におけるデータの同期化が可能となります。
主な特長
- Data Sync 規格に準拠
- ソースコードは、ANSI-C で提供
- 組込みを考慮し、ROM サイズが 40K バイトと非常にコンパクト
- OS、CPU、通信トランスポートに非依存
- データーベースは、API に非依存
- HTTP トランスポートアダプタは、out of box をサポート
- Data Sync コマンドおよびデータ構造をデバック出力により最適化した WBXML Parser で、XML が容易に利用可能
- 各レイヤの API (Data Sync Client API、Data base API、Exchange/transport API、Compilation API、extensive header file など) ごとに、詳細なドキュメントが付属
- データーベースおよびチェンジログを含むサンプルプログラムのご提供
主な用途(アプリケーション例など)
- 車載
- 携帯電話
ユーザーメリット
- コンパクトなコードサイズ
携帯電話やPDAといった、ソフトウェアを組込むためのメモリサイズが限られたモバイルデバイス用に最適です。 - 使いやすい API 設計
非常に使いやすいAPIを提供しています。これにより、開発費用やテスト期間が短縮されます。さらに、エンジニアは、アプリケーション開発とシステムのインテグレーションに集中できるため、製品の市場投入の短期化が可能となります。 - 移植が容易なソフトウェア設計
- 短期間に高品質な製品開発を実現
- 移植サービスおよびテクニカルサポートの提供
販売形態
- 量産用ロイヤリティ
開発用ライセンスをご購入後、Data Sync SDK のコードを組み込んだ、お客様の最終製品を量産される場合には、別途量産用ロイヤリティが必要となります。 - 年間保守契約(任意)
下記技術サポート体制をご参照ください。
※価格の詳細につきましては、別途お問い合わせください。
技術サポート体制
年間サポートサービスをご購入いただくことにより、下記のサービスをご提供します。
- 専任のエンジニアが、お客様の開発段階のさまざまな技術的質問、移植に関するアドバイスについて、電話や FAX、メールにてサポート
- Data Sync SDK の機能、性能がマイナーバージョンアップをした際には随時提供
メジャーバージョンアップ、新プロファイルの追加に関しましては別途お問い合わせください。 - 製品の不具合を修正し、バグフィックスされたバージョンを提供
移植・チューニング
弊社が提供するソフトウェアの移植サービスからアプリケーションの開発受託サービスなどを、別途承っております。開発期間が短い場合やエンジニアリングリソースが不足している時など、お客様に代わり経験豊富なエンジニアが移植、開発作業を行います。